「なんか、この服似合わない…」の原因は骨格にあり!? 骨格別服選びのポイント

暮らし

公開日:2014/5/17

 模様替えの季節。デザインや色が気に入って服を新調したのに、いざ袖に腕を通してみると、どうもしっくりこない。そんな経験はないだろうか。『あなただけの「似合う服」に出会うための骨格診断』(山崎真理子:著、二神由美子:監修/すばる舎)によると、垢抜けないのはセンスや体型の問題ではなく、「骨格」と「選んだ服」がミスマッチしているから。同書では、骨格を3つに分類し、得意なスタイルや似合うアイテムを下記のとおり紹介している。

1.ストレート
≪身体的な特徴≫
・グラマラスなメリハリボディ
・筋肉がつきやすい
・首が短く、安定感がある
・高さを持つヒップとバスト
・身体の割に手・足が小さい
・胸元・膝下を出すと着やせする

advertisement

≪得意なスタイル≫
シンプル・シック・クラッシイ

≪似合うアイテム≫
・ハリのある上質素材(シルク・カシミア革など)
・大胆な柄、大柄、規則的な柄
・VネックやUネック
・巻物は首に巻くより縦ラインを意識
・二の腕・腿を隠すデザイン
・直線的、立体的なデザインの服

2.ウェーブ
≪身体的な特徴≫
・スラリとして緩やかな曲線を描く華奢な体型
・筋肉がつきにくく、脂肪がつきやすい
・身体の厚みが薄い
・首はどちらかというと細くて長い
・骨に大きさを感じない
・背中、腕を出すと着やせする

≪得意なスタイル≫
華やか・かわいらしい・エレガント

≪似合うアイテム≫
・柔らかな素材(シフォン・ベロア・エナメル・ファンシーツイードなど)
・かわいい柄、小さめの柄、ヒョウ柄
・デコルテはフリルなど華やかな装飾
・二の腕や背中を出すデザイン
・身体にフィットした女性らしい服

3.ナチュラル
≪身体的特徴≫
・顔、身体、どこかに骨感を感じさせる
・手が筋張っている
・ヒップが出ていない
・身体の割に手足が大きい
・太りづらい
・やせても華奢な印象にならない

≪得意なスタイル≫
ラフ・カジュアル・粋

≪似合うアイテム≫
・自然でザックリした素材感(手編み・デニム・ドライな風合いの麻など)
・大きめ、カジュアルな印象の柄
・ラウンドネックやタートルネック
・巻物は重さを感じる大判ストール
・ラフに着こなし、自由に遊べる服

 いつまでも美しく見られる服選びのポイントは、自分の好きな服ではなく、似合う服を選ぶこと。まずは今あるワードロープを整理してみてはいかがだろう。

文=山葵夕子