【コンビニ飯にチョットひと手間「コン美味レシピ」】おにぎり、おでん、チキンが驚きのおいしさに!

食・料理

2014/6/2

 コンビニ飯といえばおざなりな食事のイメージがあったが、近ごろはそのクオリティもあがってきている。とくに、惣菜などの食材はスーパーやほかの飲食店にも引けを取らないほど。さらに、最近ではそんなコンビニ食材を使った料理にも注目が集まっている。ファミリーマートは吉本興業とコラボした「Y’sキッチン」の動画配信を始めたし、セブンイレブンの「ミニッツレシピ」、ローソンの「ローソンセレクトで作る毎日レシピ」など、各コンビニが自慢の商品を使ったレシピを紹介しているのだ。コンビニレシピが盛り上がるなか、5月16日に発売された『コン美味ガール』(サカワキヒロ太、青木健生/芳文社)でも、コンビニ大好きOLのななみがさまざまなレシピを披露している。そこで、この本からお手軽なコンビニ食材を使ったレシピを紹介してみよう。

 お昼や小腹が空いたときに食べようと思ってコンビニおにぎりを買ったのに、つい時間がなくて食べそびれてしまうことはないだろうか。おにぎりは時間が経つとカピカピになっておいしくなくなってしまうが、それも簡単にリメイクできるようだ。ごま油を敷いたフライパンにくずしたおにぎりを入れ、よく炒めてから溶き卵を投入したらおにぎり炒飯のできあがり。仕上げに、余った海苔を振りかけてもいいそう。ななみはツナマヨ、梅、明太子の3種類を使っていたが、コンビニおにぎりの具は炒飯向きなものばかりだというので、その組み合わせによってもいろんな味が楽しめるようだ。

 また、ホットスナックコーナーで売られているコンビニの定番商品であるチキンは、コンビニによってサイズや味など、さまざまな工夫が凝らされている。そんな自慢のチキンとキャベツを使って、ななみはあっという間に「チキキャベ丼」を作る。これは、ざく切りキャベツと一口大にしたチキンに塩コショウを足し、レンジでチンするだけで簡単に作れるというのだ。キャベツをチンする際に途中でチキンを混ぜるのがポイントで、そうするとチキンの脂や旨味がキャベツに染みて少量のチキンでもガッツリ「チキン食べた感」が得られるそう。チキンはチンしすぎると硬くなってしまうので、1000wなら30秒以内にしておいたほうがいいらしい。

 ここまでは、なんとなく味の想像もできるレシピだったが、次に紹介するスープはちょっと未知の味になるのではないだろうか。用意するのは、堅あげのポテトチップスとカップスープの素、おでんコーナーで売られているフワフワの丸いはんぺんの3つだ。お皿に堅あげポテチを敷き、その上にはんぺんを丸ごと乗せる。そこに、クラムチャウダーのカップスープを注げば「はんぺん堅ポテチャウダー」の完成だ。堅あげポテチのパリパリ感とはんぺんのフワフワ感など、いろんな食感が楽しめるし、スープは何スープでも合うらしいので、その日の気分でいろんな味に変えられるのも魅力だろう。家やスーパーでおでんのはんぺんだけを用意するのはなかなか難しいが、コンビニなら手軽にそろえることができる。このスープは、まさにコンビニ食材だからこそおいしく手軽に作れるメニューだろう。

 アイデアや組み合わせ次第で、無限に広がるコンビニレシピ。それに、揚げる、煮るといっためんどくさい工程を省けるので、料理が苦手、時間がないという人でも簡単に作れるのも魅力だ。コンビニを上手に活用することで、料理の幅も広がるかもしれない。

文=小里樹