京極夏彦が津軽三味線、舞踏とコラボ! イベント「死者の魂と語らう」開催

公開日:2014/8/18

仙台文学館
「死者の魂と語らう―京極夏彦を迎えて」チラシ表

 2014年9月12日(金)、仙台市・日立システムズホール仙台<仙台市青年文化センター>にて「死者の魂と語らう―京極夏彦を迎えて」と題して、小説家の京極夏彦氏の朗読が行われる。第2部では、京極氏とアンソロジストで『幽』編集長の東雅夫氏との対談も開催される。

 同イベントは「仙台の街に文学を届ける」をテーマに、朗読で文学作品の魅力を味わう「ライブ文学館」の14回目として行われるもので、第1部「京極夏彦、自作朗読~津軽三味線と舞踏とともに」では、朗読に合わせて津軽三味線奏者の山上進氏と、舞踏家の森繁哉氏とのコラボレーションが、第2部「対談 東北幻想~みちのくから、死者の声に耳を澄ます」では司会に仙台の出版社「荒蝦夷」の代表・土方正志氏を迎え、京極氏と東氏の対談が行われる。

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    「死者の魂と語らう―京極夏彦を迎えて」チラシ裏

 日本には古くから、幽霊や妖怪、異界を描いた「怪談」が存在していました。現実世界では見えがたいもの、現実とは異質な世界に生きるもの、そうしたものを描く「怪談」はいつの時代も様々な形で人々の心をとらえ続けてきました。怪談とは、単なるお化けの話ではなく、死者との交感・対話であり、現実では果たすことのできないコミュニケーションにあこがれる想像力の結実といえます。
 震災から3年を経過する今、京極夏彦の言霊と力強い津軽三味線の音色、土から生まれた舞踏が新たなる東北の鼓動を告げる渾身のステージと、すべての死者へのオマージュとなる京極夏彦東雅夫の対談をご堪能ください。(仙台文学館ホームページより)

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●イベント概要
「第1部 京極夏彦、自作朗読~津軽三味線と舞踏とともに」
出演:京極夏彦(小説家)、山上進(津軽三味線奏者)、森繁哉(舞踏家)
「第2部 対談 東北幻想~みちのくから、死者の声に耳を澄ます~」
出演:京極夏彦(小説家)、東雅夫(アンソロジスト・文芸評論家・『幽』編集長)

日時:2014年9月12日(金)開演18:30~(開場18:00)
会場:仙台市・日立システムズホール仙台〈仙台市青年文化センター〉
料金:(全席指定)2700円
チケットは、藤崎、仙台三越、仙台文学館、イズミティ21、 仙台市市民文化事業団(日立システムズホール仙台〈仙台市青年文化センター〉)で発売中
※仙台市市民文化事業団友の会・仙台文学館友の会会員は前売り券のみ2500円
問い合せ:仙台文学館 〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1 TEL:022-271-3020

⇒「死者の魂と語らうー京極夏彦を迎えて」イベント情報(仙台文学館)