Twitterで話題! 保育園児の可愛すぎる名言に癒される!
公開日:2014/9/30
子どもと話していると可愛らしい発言の中にも「えっ、そんな風に思っていたの?」「そっか、なるほど……」と大人が納得してしまうようなことや、考えさせられることがよくある。
Twitterで人気のてぃ先生をご存じだろうか? 20代の男性保育士であり、Twitterにて保育園のかわいらしい子どもたちの言葉や出来事を発信している人物だ。
『ほお…、ここが地球の保育園か』(てぃ先生/ベストセラーズ)は、てぃ先生の初の書籍でありTwitterの140文字では伝えきれない子どもたちの可愛らしいエピソードや、考えさせられてしまうような奥の深い発言が掲載されている。子どもたちの言動の一部を紹介しよう!
■……『こどもになりたい』とおもったらじゃない?
てぃ先生のことが大好きな男の子はるくんとの会話。
女の子「せんせい、どうしたらおとなになれるの?」
先生「うーん、20歳になったらかなぁ」
はる「……『こどもになりたい』とおもったらじゃない?」
てぃ先生と女の子が話している時に言ったはるくんの言葉。質問してきた女の子には歳の離れた兄がいて、お兄さんに追いつきたかったよう。てぃ先生は、はるくんの発言に感動。「本当にそうかもしれない」と思ったそう。大人の誰もが思わず納得してしまうような回答だ。
■わたしはだいすきなひとがいる、おうちにすみたいな。
純真無垢で、疑うことを全く知らない澄み切った心を持つ女の子もみじちゃんとの会話。
もみじ「せんせい、どんなおうちにすみたい?」
先生「お城みたいな大きなおうちに住みたいな!」
もみじ「わたしはだいすきなひとがいる、おうちにすみたいな」
「大人の欲望があからさまに出てしまって、恥ずかしい思いをしました」と言う、てぃ先生。確かに、大抵の大人ならてぃ先生のように「大きな家」「庭付きの家」など欲のある答えをしてしまうだろう……。
■……ほぉ……、ここがちきゅうのほいくえんか。
戦隊モノ命の男の子なつくんのとの会話。口癖は「やれやれだぜ」。
風邪をひいて、しばらく保育園をお休みしていたなつくん。
先生「おはよう、元気になって良かったね」
なつ「……ほぉ……、ここがちきゅうのほいくえんか」
タイトルにもなっているこのセリフ。一週間、保育園を休んでかなり緊張していた様子。「きっと彼なりの緊張を隠すための発言だったと思いますが、僕は思わず笑ってしまいました」と、てぃ先生。戦隊モノ好きななつくんらしいセリフは思わず笑ってしまう名言だ。緊張を隠すための発言というのも、さらに可愛らしさを感じてしまう。
本書ではその他にも魅力的な子どもたちの可愛らしくて奥の深い数々の名言が掲載されている。子どもがいる人も、いない人も楽しめること間違いない1冊だ。
文=舟崎泉美