19歳医大生は愛人に処女を40万円で売った【愛人生活のリアル】

恋愛・結婚

2014/10/9

 愛人という言葉を聞いて、お金はあるけれど寂しい生活を送っていると思っている人も多いのではないだろうか。

 貧しい家庭で育ち、お金を稼ぐために愛人になるしかなかった。不倫関係の末に愛人になってしまった。など、やむを得ぬ事情があって、今の生活を送っている。誰にも言えぬ日陰の生活を送っている。

 そんな人ばかりだと思っているならば『40万で処女を売ったA子 イマドキ愛人事情』(神埼晃/インプレス)を読むことをオススメする。現在も愛人を続けている3人が、愛人生活について対談形式で語る。

 本書を読めば、愛人へのイメージが一変すること間違いないだろう。リアルな愛人生活の一部を紹介しよう。

■40万円で処女を売った医大生A子さんの場合
 A子さんは19歳の大学生。愛人歴2年。愛人募集の掲示板に書き込みTさんに出会った。初月は処女を40万円で売り120万円、その後は毎月80万円をもらっている。
 会うのは月に5、6回。少ない時は2回。料理は毎回作るが、セックスはない時も多いと言う。
 医学部に通う学費や、祖父の医療費、家の借金などがあり、お金はそこに消えてゆく。
「彼等にとっては目の前の六年間が大事なんですよ。それでも(大学に)行くって言ったら“奨学金を取ってまで、田舎と親を捨てたいのか”って感情論になっちゃって」と、親から奨学金で大学に通うことを反対されたA子さん。
 A子さんは「わたし、職業パトロンが普及したらいいのにって思ってます」とも言い、対談の中でも、Tさんとの愛人関係によって夢に向かいイキイキとしているように感じられる。

■親の借金を返すために愛人になった芳野さんの場合
 愛人歴11年、現在31歳。下着メーカーで課長職につく仕事のできる芳野さん。
 親に借金があり大学2年から愛人生活をはじめた。これまで6人の男性と愛人関係を結んでいる。
 現在は本命の彼氏もいるが、愛人生活も続けている。愛人は1人であり、彼氏と結婚するまでの契約となっている。
「親の借金を返済して自分の20代、30代を犠牲にしたくなかったので」という芳野さん。現在は親の借金も返し終わり、恋人もいて、キャリアも十分ある中で、愛人生活を社会勉強のように行っている。

■愛人と結婚したいえりさん
 新卒で化粧品会社に入社したばかりの23歳、えりさん。掲示板で出会った27歳の愛人がいる。
 愛人のことが大好き。年齢も近く、顔も性格も好み、結婚もしていない彼となぜ恋人同士にならないのかと対談中聞かれると「(彼は)恋をしたくないんだって。恋をしたら、相手のことを大切にしなきゃいけないから面倒だって」とえりさん。
 セフレだと情がうつりやすい、お金で区切りをつけたいと言う彼と愛人契約を結んでいる。
「わたしあの人と結婚したい。そのためにもらったお金は結構貯金しているもん。結婚資金みたいな感じで」と話すえりさんは、愛人というよりは幸せな恋する乙女のようだ。

 冒頭に書いたように、筆者は愛人生活は寂しい日々だと思っていた。しかし、本書を読んでイメージとは全く違い明るく前向きに生活をしている姿に驚いた。

 3人に共通しているのは愛人生活を楽しんでいること。そして、3人とも愛人に頼り切りになっていない。

 対談の中では愛人に必要な条件という章もあるのだが、自立や目標などという言葉も多く出ている。愛人は社会進出していく女性を支援する、契約のように感じられる。お金が必要だからやむを得ずなんて思っていた筆者はなんだか時代遅れな気がしてしまった。

 愛人によって家庭を壊してしまうなどもあり、決してオススメできないが、えりさんのように彼氏がいない場合は後ろめたいことなどないだろう。

 本書を読むとA子さんが言う職業パトロンが普及する日も近いのではないだろうかとさえ感じられる。

文=舟崎泉美