【東大ギャル男が推薦】FXで大金を稼ぎ出す田畑昇人が薦める若者のやる気スイッチを押す本 ベスト10

経済

公開日:2014/10/15

 物欲より貯金、出世よりプライベート、ゆとり世代だのさとり世代だのいつの時代もなにかとバッシングをうける“若者”。しかし、夢や希望を持たない、いや持てない若者がいるのは事実。そこで今回は、東京大学大学院に在学中のトレーダーで、金融教育もてがける田畑昇人さんに、“やる気スイッチを押す! 若者のための本”10冊をランキング形式で紹介してもらった。

■1位 『ドラゴン桜』(全21巻)三田紀房
講談社モーニングKC 514~524円(税別)
倒産寸前の龍山高校を訪れた弁護士の桜木は、東大合格者を出すことで経営再建を図ることを提案。教師となった桜木が語る受験テクニックが話題を呼んだ、熱い受験マンガ。

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■2位 『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学 集中講義
ティナ・シーリグ/著 高遠裕子/訳
阪急コミュニケーションズ 1400円(税別)
米国・スタンフォード大学でイノベーション講座を開講している著者が語った、人生を変える言葉が詰まった一冊。常識を覆す革新的な言葉の数々が、読む者の背中を押すと評判。

■3位 『選択の科学
シーナ・アイエンガー/著 櫻井祐子/訳
文春文庫 800円(税別)
選択の際に生まれる力、人それぞれの選択方法の違いなどを探った盲目の女性教授の著書。ランキングの選者・田畑さんは「人生は選択の連続だからこそ読んでほしい」と語る。

■4位 『さあ、才能に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす
マーカス・バッキンガム、ドナルド・O・クリフトン/著 田口俊樹/訳
日本経済新聞出版社 1600円(税別)
200万人のリサーチから判明した人が持つ34種類の強みや、その生かし方を紹介。ネット上の「ストレングス・ファインダー」と連動し、自分の強みや才能を知ることができる。

■5位 『嫌われる勇気
岸見一郎、古賀史健 
ダイヤモンド社 1500円(税別)
フロイト、ユングと並ぶ心理学の巨頭・アドラーの教えを対話形式でまとめた一冊。田畑さんは「幸せをつかむための自己実現方法を見つけることの大切さがわかる」とコメント。

■6位 『ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務
石野雄一 光文社新書 720円(税別)
難しい数式や専門用語を極力使わずに“ファイナンス=財務”とは何なのかをシンプルに紹介。経営における財務の重要性や全体像を、タイトル通りざっくりと知ることができる。

■7位 『考える技術・書く技術
バーバラ・ミント/著 グロービス・マネジメント・インスティテュート/監修 山㟢康司/訳
ダイヤモンド社 2800円(税別)
物事の考え方と、文章での伝え方を図を多用して解説。世界中のコンサルタントやビジネスパーソンに読まれているベストセラーで、コミュニケーション能力のアップに役立つ。

■8位 『借金の底なし沼で知った お金の味
金森重樹 大和書房 1600円(税別)
25歳にして1億2000万円の借金を背負ったフリーターの、ドン底からの生還記。絶望の極みから立ち直った著者の奮闘から、生きる勇気をもらえる壮絶なノンフィクション。

■9位 『成功する人たちの起業術 はじめの一歩を踏み出そう』 
マイケル・E・ガーバー/著 原田喜浩/訳 世界文化社 1400円(税別)
2万5000社のコンサルティング経験を持つ著者が、企業経営の秘訣を語った一冊。全世界20カ国で翻訳されたベストセラーで、米国で“起業家のバイブル”と称されている。

■10位 『渋沢栄一の経営教室 Sクラス
香取俊介、田中 渉 日本経済新聞出版社 1600円(税別)
高校生が意外な形でタイムスリップし渋沢栄一に遭遇。その偉業を目撃し、現代に戻り起業するというストーリーを通じて、日本資本主義の父と言われる渋沢の思想に触れられる。

取材・文(ランキング部分)=澤井 一/ダ・ヴィンチ11月号 「その道のプロに聞く! ダ・ヴィンチなんでもランキング」