知略と情熱で毛利を救った男の「戦わない」ドラマに酔う

文芸・カルチャー

2014/11/6

『うつけの采配』(中路啓太/中央公論新社) 毛利両川と言われた吉川家と小早川家。吉川家には元就次男の元春が、小早川家には三男の隆景が入り、毛利本家を支えたが、彼らの印象のせいか、吉川は「武」、小早川は「知」のイメージが強い。また、後の関ヶ原の合戦では、クライマックスは小早川秀秋(隆景の養子)の裏切りであり、吉川広家(... 続きを読む