第2回 その偏頭痛は冷えのせい!? 冷えを改善する方法とは?

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公開日:2014/11/20

ハイブリッド型総合書店hontoとダ・ヴィンチNEWSがコラボして、読むだけじゃもったいない! 誰かに話したくなる、実行したくなる!そんな書籍をご紹介していきます。 第二回目の今回のテーマは、特に女性にとって身近な「冷えと病気の関係」。悩みの多い偏頭痛や生理痛は冷えが原因かもしれない。なぜ冷え性になり、それがどう病気に繋がるのか?見過ごせない冷えの対策とは? そんな「冷えと病気、その対策」を知る3冊をピックアップしてみました。

バッグにいつもマイボトル、は要注意?!

冷えを治せば病気もよくなる

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『冷えを治せば病気はよくなる』(石原新菜著/学研)
冷えと病気の関係といった基礎知識から、冷え性対策のノウハウまでを記した、特に冷え症女性のバイブル的な一冊。

 

 バッグの中には、いつもお気に入りのペットボトル(もしくはマイボトル)が1本──。猛暑=熱中症対策=水分補給という、もはや不文律ともなった夏の教訓を、シーズンオフとなった秋・冬でも欠かさず実践している人は多いだろう。
 しかし、そんなペット&マイ・ボトラー派に「ちょっと待った!」と、警鐘を鳴らす医師がいる。
 『冷えを治せば病気もよくなる』の著者、石原新菜さん(愛称ニーナ/イシハラクリニック副医院長)だ。本書のサブタイトルに「漢方的 正しいからだ温め法」とあるように、まだ30代の若さながらも西洋医学のみならず、東洋医学・自然医療にも精通した頼もしき女医さんである。
 著者によれば「マイ・ボトラー派は要注意! 体を冷やし水毒の状態になっている可能性がある」のだという。
 そうか、毎年の夏に呪文のようにインプットされる「こまめな水分補給」という言葉が、いつも医学的に正しいわけではないのかと、はたと気づかされるのは筆者だけではないだろう。
 大きく4つのPartで構成された本書には、「冷え性と病気の関係」、「水分補給のベストタイミング」など、知ってゼッタイ損はない基礎知識から、「ニーナ流」の「からだ温めノウハウ」「体発電法」といった、だれもが手軽に実践できるメソッド、病気・体調克服法などが満載されている。
 女医さんだけに、「身体の構造上、特に女性に多い」と著者も語る冷え性対策のツボは、しっかりと押さえた一冊と言えるだろう。
 そしてhontoサイトにある本書の「立ち読み機能」(簡単な登録で無料でできる)を使えば、「あなたのからだの冷え度チェック」がすぐに試せる。ぜひ立ち読みチェックをして、少しでも問題があれば、本書でニーナさんからのアドバイスを得てみてはいかがだろうか。

「食」を変えて、冷え性にサヨナラしよう

ずぼらな青木さんの 実際つくってる冷えとり簡単ごはん

『ずぼらな青木さんの 実際つくってる冷えとり簡単ごはん』
(青木美詠子著/KADOKAWAメディアファクトリー)
ロングセラー「冷えとりシリーズ第4弾。ずぼらな人にも実践できる冷えとり食の指南書。

 冷え症に悩む人たちにとって「冷えとり」は、衣食住のすべてを総動員した健康法であり、もはやひとつのライフスタイルでもある。それほどに冷え性は心身のさまざまな不調・病気の原因となる深刻なものであり、衣食住のすべてにおいて油断ならぬ大敵なのだ。
 コピーライター・文筆業を本業とする青木美詠子さんも、若い頃からずっと冷え性に悩まされてきたひとりだという。そんな「冷えとり歴20年以上」という青木さんが写真やイラストを交えながら日常の「冷えとり食ガイド」を綴ったのが、『ずぼらな青木さんの 実際つくってる冷えとり簡単ごはん』だ。
 著者は他にも「冷えとり普段着」のガイドブックなども著しており、まさに「冷え取りライフ」の人気アドバイザーとなっている。
 本書では、身体を温めてくれる「冷えとり食」の基本知識、青木さんが冷え性を克服するのに役立った料理のレシピ、青木さんが参考にした料理家のレシピなどなどが紹介されている。
 なんといっても“ずぼら”を自称する著者だけに、随所に「~するだけ」の超簡単メニューの紹介を忘れていないのが、忙しい人にはウェルカムな情報だろう。さらに、おやつ情報や年の瀬が迫った今の時期に最適な正月料理情報も網羅された、読んでおくと便利な「冷えとり料理ガイド」となっている。
 そもそも「冷えとり食なんてあったんだ」という人も多いだろう。著者によれば「体を温める料理95%と冷やす料理5%」というバランスが、冷えとり食の黄金比なのだそうだ。
 そんな基礎知識と実践レシピをばっちりインプットして、著者同様に、冷え性体質へのサヨナラを実現させよう。

1年通して自分でできるボディケアもある

整体かれんだー 旬な身体になる

『整体かれんだー 旬な身体になる』
(片山洋次郎著/文春文庫)
毎月の身体の自律機能をサポートするための「自分でできる」生体テクニックを紹介した、ボディケアガイド本。

 さて、ここまで今回のテーマである「冷え」を知り、克服するためのガイド本として、医師からのアドバイス、実践者からの食生活提案に関する本を紹介してきた。「もっと自分でできる冷え性対策を知りたい」というそんな方に最後にオススメするのが、自分でできるボディワーク、「整体」エクササイズだ。
 紹介するのは、「身がまま整体」という独自のメソッドを開発している整体師、片山洋次郎さんの著書『整体かれんだー 旬な身体になる』
 はじめに断わっておくと、本書は冷え対策に特化したガイドではない。そのタイトルの通り、12ヶ月間ひと月毎に、その月の体の状態とそれに合わせた整体テクニックを教えてくれるのだ。整体とはいえ、そのやり方は例えば「ツボに手を当てて呼吸をするだけ」など、とても簡単なもの。
 そのため、冷え対策だけでなく、一年を通して季節や月に合わせたボディケアが自分でできる、すなわち「旬な身体になれる」ことが本書の大きな魅力なのだ。
 著者によると、私たちの身体というのは、「じつは季節の変化に応じて勝手に最適化を行っている」という。
 その様子を著者は詩的にこう表現する。
 「骨盤がゆるむ春、胸のひらく夏、おなかの動きの良くなる秋、骨盤を縮めて冷えに対抗する冬」
 つまり本書では、季節や月ごとに自律的に調整しようとする身体に対して、どんな整体を施せば、よりベストな身体づくりをサポートできるかを教えてくれるのだ。
 特にこれからやって来るのは、冷え性に悩む人にとって最もつらい「骨盤を縮めて冷えに対抗する冬」。
 12月から2月までの3か月間、著者が指南するツボ押しや呼吸法を使った整体エクササイズで、しっかりと身体の自律機能をサポートしよう。そして、冷えの原因のひとつである血行の滞りを改善させたいものだ。
 紹介してくれるテクニックは、ひとりでもできるしペアでもできるということなので、友人やパートナーと一緒に盛り上がりながら、この冬をよりヘルシーに、そしてホットに過ごしてみよう。

 さて、ハイブリッド型総合書店hontoは、試し読みができる「立ち読み機能」も完備した(書籍によってないものもある)、電子書籍・紙書籍が共に購入できる便利なサイトだ。実用書から小説、マンガまで幅広い品ぞろえのhontoを活用して、読書でこの冬を楽しんでみてはいかがだろうか。

割引サービスは「電子書籍のみ」の特典。だからセット購入がお得です!

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