松本零士画業60周年! 『銀河鉄道999』愛蔵版が刊行

マンガ

公開日:2014/11/25

  • 銀河鉄道999 1 出発のバラード
  • 銀河鉄道999 2 蛍の街

 松本零士氏の画業60周年を記念し、世代を超える不朽のSF超大作『銀河鉄道999』が、雑誌『少年キング』掲載時のカラーページを収録した愛蔵版でよみがえった。小学館より全10巻が刊行される予定で、11月20日に、1、2巻が発売された。

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 刊行記念として、11月29日(土)には、八重洲ブックセンター本店8Fギャラリーにて、「松本零士先生サイン会」と、松本氏とアニメ『銀河鉄道999』の監督、りんたろう氏による豪華対談が実施される。早くも定員に達し、満員御礼となってしまったが、今後の展開に期待したい。なお3、4巻は12月に発売される予定。

 

【作品紹介】
 西暦2221年、銀河系の各惑星は「銀河鉄道」と呼ばれる宇宙空間列車によって結ばれるようになっていた。しかし、貧富の差が広がり、裕福な人々は機械の体を手に入れ、永遠の命を謳歌している。一方で、貧しい人びとは迫害され、機械化人による人間狩りの標的にされ、隠れるように暮らすのだった。人々が願うのはただひとつ、宇宙のどこかにある機械の体をただでくれる星へ行き、そこで永遠の命を手に入れることなのだ。

<第1巻収録16エピソード>
「出発のバラード」「火星の赤い風」「透明の女 ガラスのクレア」「タイタンの眠れる戦士」「大盗賊アンタレス」「迷いの星の影」「彗星図書館」「暗黒星メフィストの黒騎士」「水の国のベートーベン」「大四畳半惑星の幻想」「エルアラメインの歌声」「17億6500万人のルンペン星」「空中牧場の大きな牛」「枯葉の墓標」「かげろう星の文豪」「不定形惑星ヌルーバ」
<第2巻収録10エピソード>
「化石の戦士」「好奇心という名の星」「プロフェッショナル魂」「原始惑星の女王」「ヤミヤミの姉妹」「重力の底の墓場」「装甲惑星」「泥のメーテル」「蛍の街」「海賊船クイーン・エメラルダス」