大学生・大学院生による書評合戦「ビブリオバトル」首都決戦、決着!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/28

自身がおすすめする本の魅力を持ち時間5分でプレゼンテーションし、観客からの投票で「チャンプ本」を決定するというイベント「ビブリオバトル」の首都決戦が10/30に秋葉原で行われました。

「ビブリオバトル」は、立命館大学情報理工学部の谷口忠大准教授が考案した、新しいスタイルの書評合戦。ルールはいたってシンプルで、お気に入りの本を持ち寄り、スライドやレジュメは一切使わずに5分間、口頭のみの表現で観客に本の面白さを伝え、その後「どの本が読みたくなったか?」を基準に投票を行い「チャンプ本」を決定するというものです。

2回目の開催となった今回は昨年の倍以上の182名の参加者を集め、その中から全国予選を勝ち抜いた34名が東京・秋葉原に集まり約1600名の観衆を前に書評合戦を繰り広げました。
決勝戦は準決勝を勝ち抜いた5名によって行われ、西沢保彦著「彼女はもういない」を紹介した北海道教育大3年の杉目美奈子さん(21)が優勝しました。

若者の活字離れが言われる中、大学生や大学院生が中心となって昨年から始まったこの「ビブリオバトル」、来年以降もさらなる盛り上がりを見せてくれることを期待しています!

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■ビブリオバトル首都決戦2011
今年の開催は終了いたしました。
公式サイトでは決勝戦の模様が動画で配信されています!