イラつく！？嬉しい？子どもの写真入り年賀状実は7割が好意的だった

更新日：2015/1/9

　師走。年賀状の準備は終わりましたか？このシーズンになると毎年話題となるのが、子どもの写真入り年賀状の賛否だ。もはや年末の風物詩ともいえるこの論争。インターネット上では、子ども写真入り年賀状を送るのは非常識という声が目立つようだ。

・子どもがいない家庭もあるのに配慮が足りず不快だ
・自分の子どもはかわいいが、他人の子どもを見てもしょうがない
・家族全員の写真ならいいが、子どもだけの写真ならいらない
・可愛い子どもならまだいいが、ぶさいくな子どもの写真は感想に困る
・幸せアピールがうざいのだが…

　一方、子どもの写真入り年賀状賛成派の声としては、写真が見れて嬉しいという声のほか、否定的な見方をする理由がないという声が多い。

・成長している様子が見れて嬉しい
・幸せそうな写真はほほえましい
・興味はないが、嫌がる理由が全くない
・どんな写真でも別に構わなくない？

　実際のところはどうなのか！？オンラインプリントサービス「デジプリ」を運営するビスタプリントジャパン株式会社は、「子どもの写真入り年賀状についてどう思うか」を、2014年12月8日（月）～12月10日（水）に、15歳以上の男女1,099人を対象にインターネットアンケートにより実施した。

子どもの写真入り年賀状について、実は7割が好意的

　子どもの写真入り年賀状について、「とても良いと思う」が13.9％、「まぁまぁ良いと思う」が56.6％と、合わせて70.5％が好意的な回答をしていることが分かった。インターネットで目立つ否定派の意見とは違い、実際には好意的な意見が多く見受けられる。

　しかし「全く良いと思わない」が8.9％、「あまり良いと思わない」が20.6％と、合わせて30％近くが否定的なことも見逃せない。

　子どもの写真入り年賀状を巡る議論は、これからも師走の風物詩として繰り返されるだろう。2015年の年賀状、あなたは子どもの写真を使いますか？

　では子どもの写真を載せる載せないに関わらず、近年は年賀状の変わりにメールで挨拶を済ませてしまう者も多いようだが、年賀状自体を出す割合はどれぐらいだろうか。

約7割が「2015年の年賀状を出す予定がある」と回答

　約69.1％が「年賀状を出す予定がある」、21.8％が「年賀状を出す予定はない」という結果に。約7割近くが出す予定があると回答している。

年賀状に手書きのメッセージを入れるかどうか

年賀状作成で面倒に感じること

　一方、年賀状には「送る人全員に個別の手書きメッセージを入れる」が54.4％と半数以上を占めながら、年賀状作成で一番面倒なことはやはり「メッセージを書くこと」の51.0％という結果に。次いで「デザインを考えること」が46.8％、「宛名を書くこと」が26.1％となっている。

　オリコン週間本ランキングのBOOK（総合）部門でも、TOP5内に4作の年賀状作成関連本が席巻するなど、手作り年賀状の人気は根強い。年賀状素材集『世界一かんたん定番年賀状2015』（10月1日発売／KADOKAWA）は先週付の2位から上昇し首位に。週間6.0万部を売り上げた同素材集は、『世界一かんたん定番年賀状2012』（2011年発売）から今作までシリーズ4年連続の首位を達成している