来年こそ、脱・クリぼっち! 「人生が変わる運命ポイントを見逃してはダメ!」 「恋愛ブランク女子」たちに手相占い師・卯野たまごさんが喝!(後編)

恋愛・結婚

更新日:2014/12/23

 “恋愛ブランク女子”にむけて“成功する 恋愛行動術”を説く、話題のコミックエッセイ『恋愛ブランク女子のための運命の人の見つけかた』(卯野たまご/ KADOKAWA メディアファクトリー)の発売を記念した、ブランク女子救出鑑定。手相占い師の卯野たまごさんによる鑑定は、思わぬ過去をもあぶりだします――。

>>前編はこちら
 
 

♥恋愛ブランク女子♥

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【A美】 28歳。ブランク歴:1年。でも3ヶ月で別れましてその前が……7~8年位ブランクありました。
・type1恋する気持ちが不明女子
・恋愛の悩み、傾向(or いつも陥るパターン)
自分の好きなタイプと、実際につきあう相手が全然違う!

【B子】 29歳。ブランク歴:約3年
・type4:乾物女子
・恋愛の悩み、傾向(or いつも陥るパターン)
相手に合わせて我慢してしまう。めんどくさくなったり、自分の好きなことができなくてストレスがたまり、相手に幻滅されて別れてしまう…。

【C子】 34歳。
・ブランク歴3年(交際歴半年)
・type7:勝手に自己解決女子
・恋愛の悩み、傾向(or いつも陥るパターン)
いいなと思う相手がいても、自分からアプローチすることができない。相手に合わせ過ぎて疲れてしまい、別れを切り出すことが多い。

 

 最後に鑑定してもらうのは、恋愛つまづき女子・C子。ポニーテールが似合う小柄で清楚なタイプの女性。

【卯野たまごさん(以下、卯)】 「C子さんの場合、すごく追い求めてるのに、諦めが強いという、ややこしいパターンの手相です。運命線(中指の付け根に向けてタテに伸びる線)が切れ切れになっている。これは人の影響で自分の人生が左右されてしまうことが多かったことを意味しています。だからあまり期待しなくなってしまったんですね。でも、ラッキーM(運命線、生命線、頭脳線、感情線の4つの線からできる「M」の字)といって、ツイてるときに出る線が両手にあるので、本当はすごく強運の持ち主なんですよ。あげまん線(感情線が上がり気味で先が二股に分かれている)もあるので、自分が相手に必要とされていることに安心感を得るタイプです」

【C子】そうなんですか。逆に“私って運がないな”と思ってました。今の彼もソムリエ修業でフランス留学中。当分帰ってこないので、クリぼっちです」

【卯】「う〜ん。金星環(中指と薬指の下に弧を描いて伸びる線)がきれいに出始めているので、今モテ期ですよ。結婚線(小指と感情線の間にある短い横線)も、きれいな線が1本入ってる。ちなみに25〜26歳のときに、どなたかいらっしゃいませんでしたか?」

【C子】「いました。まさに26歳。でも、実は不幸な事故がありまして…」

【卯】「結婚線が逆向きに出ているのはおつきあいしていた方を示し、その先が二股に分かれているのはその方が亡くなることを示します。この方、とてもいい方でしたね…。でも。そのあとに控えている線が、なかなかよい線なんですよ。結婚線は、線がきれいに入っているほうの手を見るのですが、そうすると、35歳ぐらいの位置に上向きで太い結婚線が見えている! C子さんの改善ポイントは“私って、強運なんだよね”を口ぐせにしていくこと。言いつづけたら運がついてきます。風水で、もともとの強運も上げてみましょう。自分のいる環境を上げるといいですね。お部屋にバリやタイなど、リゾートホテルにあるようなカーペットを置いてください。」

【C子】「そうなんですね! 今まで過去のことを言われたくなくって、占いはさけてきましたがが、でもなにかいけそうな気分になってきました。実はカーペットは毎年12月に買い替えていて、そろそろ買う時期なんですよ。“もう一生結婚しなくてもいい”ぐらいの気持ちでいたこともありましたが、心機一転、お部屋改造から始めてみます」

【卯】「できれば上質で高価なもの、いい品を買ってください。いいものが運気を引き上げてくれます。ヤシのようなグリーンもおすすめ。地固めすると、運気が上がりますよ」

 

●Check! the 運命ポイント●ラッキーM

(運命線、生命線、頭脳線、感情線の4つの線からできる「M」の字)がある
強運の持ち主であるサイン。これが手のひらにある人は、自分の人生に自信をもって。“私って、強運なんだよね”を口ぐせにすることで運気が好転!

 

 恋愛ブランク女子たちの鑑定終了後、たまごさんに『恋愛ブランク女子のための運命の人の見つけかた』の活用法についても、聞いてみました。

―ズバリ、“恋愛ブランク”中の女性がなかなか新しい恋に出会えない理由って、なんでしょう。

【卯野たまごさん(以下、卯)】 「最近、恋愛に“期待しない”人が増えていますね。“出会ったから幸せになれるとは限らないし、それ以前に、もはや自分は誰とも出会わないんじゃないか”と、出会いにも期待しない。出会うために何か行動している人って、まだクリぼっちを脱出する可能性が高いですが、恋愛ブランク女子たちは諦めていて、あがくこともしないんですよ。30代のブランク女子はすでに、自分の老後設計を立て始めたりしています。ひとりで生きていくために仕事をがんばろうとか、貯蓄しとこうとか。そんな、早々と老後設計している女子を、なんとか恋愛モードに戻したい。“未来に期待しようよ”という願いをこめて、この本をつくりました。自分が誰かと生きていけるという希望は、絶対あったほうがいいし、ひとりで生きていくより、人と生きていくほうが、面白いんじゃないかなと思ってほしいんですよね」

―この本には、タイプ別に改善ポイントが紹介されていますが、現在ブランク中の人は、どう活用したらいいですか?

【卯】「どのタイプでもいいので、まずは小さな目標、今自分がやれることを3つ見つけてみてください。たとえば“体をつるつるピカピカにする”とか、“いいイメージを大切にする”など。それができたら、“恋の協力者をみつける”とか、やれそうなことが少し上の段階にアップします。そこもクリアできたら、今度は自主的に“これ挑戦したいな”という改善ポイントが見つかるはずです。ステップアップしていってほしいんです。恋愛に期待しない状態からのトライアルなので、とにかく挫折しないように今やれること、「え? こんなことが?」ということからでもスタートしてみてください。今回のブランク女子たちの鑑定も、ぜひヒントにしてみてくださいね」

―ちなみに先ほどの手相鑑定、ものすごい的中率で驚きました。

【卯】「手相と向き合っていると、“この人、こんな人なんだよ”っていうのを、線が語りかけてくるんですよね。手相はその人に刻まれたものなので嘘がないし、その人のことをいちばんよく知っていて、その人だけにしかはまらないことを教えてくれる。そこが私が手相占いが好きな理由ですね」

―伝える言葉が、単刀直入なのも意外でした。

【卯】「ふわっとした占いって、イやじゃないですか(笑)。“うまくいきますよ”と言われても、言われたほうは、じゃあどうしたらうまくいくのかを具体的に聞きたいですよね。だからどちらかというと、“その人が一緒にビジョンを思い描けるような占い”を目指しています。鑑定時間は限られていますし、とにかくその人が変わるような、決定的なことを伝えたい。具体的にどこに絞ってどう動いていくかということも意識してます」

―ビジョンが思い描けるように鑑定するって、難しくないですか?

【卯】「そうなんです。難しいのは、いかにその人に合った言葉で言えるかですね。手相からいろんなイメージが雨のように降ってくる中で、的確な言葉を選びとって組み合わせ、その人にいちばん響くものをプレゼントしたいんです。どうしてもうまく言葉が出なくて、ありきたりなことを言ったときほど、“もっといい言い方、あったやろな〜”とブルーになります。その人のやる気が出て、元気になっていただくのが一番なので」

―手相で幸せを引き寄せるには、どうすればいいのでしょう?

【卯】「人は、自分の中にある可能性さえ見つけられれば、自分で人生を進めていけるんです。それが見えない人、迷っている人のために、明確なビジョンを見つけるお手伝いをするのが手相占いだと思っています。よりよい人生を進むための、ヒントのようなものですね。いい線が出ていたら、努力している証拠なので、素直に喜んでみてほしい。よいことをイメージすると、幸運も引き寄せられます。本書の中には運命が変わるポイントを見逃さない方法がぎゅ〜っとつまっているので、ぜひ手にとってみてください」

取材・文=タニハタマユミ

恋愛ブランク女子のための運命の人の見つけかた

恋愛ブランク女子のための運命の人の見つけかた
(卯野たまご/ KADOKAWA メディアファクトリー)

恋愛を何年もしていない女子=恋愛ブランク女子。本書は恋愛ブランク歴の長~い人の思考回路、行動の癖を分析し、アドバイスしてきた元占い師による「成功する 恋愛行動術」です。 とにかく面倒くさがりで全くケアをしない乾物女子、人を好きになる感覚がわからない女子、ひとめぼればっかりで全然成就しない妄想女子…などなど、あらゆるブランク女子を、「運命の人が見つかる行動術」へ導きます!