【ダ・ヴィンチ2015年2月号】「本と住まう」特集番外編 

特集番外編2

2015/1/6

【ダ・ヴィンチ2015年2月号】「本と住まう」特集番外編 

さまざまな、本との暮らしがみえてくる

編集I

 本好きならば、誰もがもつ本の収納の悩み。これまで、『ダ・ヴィンチ』でも何回か特集をしてきましたが、今回テーマとしたのは、“如何におしゃれに個性的に本と共生するか”。というわけで、さまざまな職業の本好きの方々のお部屋をのぞかせていただきました。

 所有の冊数に違いはあれど、本もインテリアのひとつとして、雑貨や家具、観葉植物などとともに部屋に溶け込んでいるだけでなく、本棚の作りそのものにもその人らしさやこだわりが見えてきます。装丁を活かした見せる収納を実践している方も多く、本への並々ならぬ愛着は本の仕事をする者としてなんとも嬉しい限りでありました。

 今回、「本と住まう」というタイトルでエッセイを書いてくださったのは、本好きで知られたエッセイストの平松洋子さん。本に囲まれる苦しみとそれを超えたところにある楽しみについて、存分に綴ってくださいました。折しも、平松さんはこの1月に作家の小川洋子さんと共著で『洋子さんの本棚』を刊行されたばかり。といっても、これは収納の本ではなく、人生に多大な影響を与えた本(+1本の映画)をお二人が持ち寄り、それに関する思い出を語り合った対話集です。好奇心旺盛な二人の洋子さんはどんな本をどんなふうに読んできたのか。読みたい本が一気に増えてしまう、非常に刺激的な一冊です。

 平松さんはエッセイの中で本を3冊ほど紹介してくださっていて、その中の1冊が『書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト』です。東京大学大学院総合文化研究科教授の松原隆一郎氏が阿佐ヶ谷に建てた書庫を巡るドキュメンタリー。仏壇をどう残すかという問題に端を発する書庫づくりでしたが、建築家・堀部安嗣氏の尽力もあり、出来上がった書庫は、デザイン・機能に優れているだけでなく、施主の松原氏に「私の後半生で、ありえたはずの松原家を想像する拠り所となるかもしれません」(「おわりに」より)と言わしめるほどの大事な財産となったようです。「阿佐ヶ谷書庫」には、実際にうかがって撮影もさせていただいたので、本誌の写真(撮影=市橋織江)もご堪能ください。寝室やキッチン、デスクなども備えた本好きにとっては夢の空間。外見からは想像もできない美しい本の塔でした。

 
 
本と素敵に住まいたい人のためのアイデア満載です!

編集H

あけましておめでとうございます。
年末の大掃除で、あふれた本をどう片づけるか、処分すべきか、
悩み格闘した方は多いのではないでしょうか?
本と素敵なくらしを成立させたい!そんな方のための特集を今回は企画しました。

今回、建築家の永山祐子さんに、
ダ・ヴィンチ読者向けに「理想の部屋」を提案してもらいました。
「一人暮らしで、ちょっと広めのワンルームに住んでいる女性」を
想定して永山さんが作ってくれたイメージはまさに理想の本部屋!

だいたい100万円ぐらいでリノベーションできるのではないかということですが、
その前に自分の持家やマンションを持ってからでないと……

そんな方にぜひ読んでほしい記事が
「本好きのためのおすすめ物件 東京R不動産インタビュー」です。
東京R不動産では、古いけれど味わいがある物件をセレクトして紹介しています。
購入を希望する方のためのおすすめ物件も扱っているのですが、
私が注目したのはリノベ可能の賃貸物件!

本の多いダ・ヴィンチ読者のために、改装可の物件として、昔ながらの団地の物件をおすすめしてくださいました。団地R不動産では記事で紹介している以外にもいろんな物件があります。

また、R不動産toolboxの中から、収納の視点だけでなく、本と暮らすための居心地のいい空間づくりにおすすめのグッズも教えていただきました。

そのほか、今すぐマネしたい「個性派書店のインテリア」として、B&B、snow shovelingなど、おしゃれ本屋さん5店舗のご紹介や、本好きにおすすめのインテリア雑貨&便利グッズの紹介などもありますので、ぜひ参考にしてください!!