「あほが書いた小説です」ピース又吉『文學界』初の大増刷に導いた話題作『火花』発売決定!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/21

ピース又吉

『文學界』2月号を史上初の大増刷に導いた話題作『火花』の単行本が2015年3月11日(水)に発売することが決定した。
『火花』はお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が初めて書いた本格的小説。芸人である「僕」を語り手に、才気あふれる先輩芸人と過ごした濃密な青春を描いた、お笑いの世界の魅力と怖さが存分に表現された作品だ。

又吉直樹からのコメント
「あほが書いた小説です。あほなりに人間を見つめて書きました。生きているとしんどいこともあります。そんな時、散歩したり本を読んだりすると、少しだけ楽になることがあります。誰かにとって、そんな本になれば嬉しいです。色の薄い壁に立て掛けると、映えると思います。よろしくお願いいたします。」

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あらすじ
お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷と彼を師と慕う後輩徳永は、笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!

■『火花』
著者:又吉直樹
価格:本体1200円+税
発売日:2015年3月11日(水)
出版:文藝春秋