【ダ・ヴィンチ2015年3月号】「柳広司の世界」特集番外編 

特集番外編2

更新日:2015/2/6

【ダ・ヴィンチ2015年3月号】「柳広司の世界」特集番外編 

柳広司特集番外編 美学の詰まった作品たち

編集μ

 ダ・ヴィンチ2015年3月号の第2特集では、作家の柳広司さんの特集を展開しております!

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 柳さんは、2008年に刊行されたスパイ・サスペンス小説『ジョーカー・ゲーム』が大ヒット。本書はダ・ヴィンチのプラチナ本にも選ばれています。

 『ジョーカー・ゲーム』は、独自の規律に生きるスパイたちの活躍をスタイリッシュに描いた、それまでになかったミステリー。結城中佐や、その教えを受けたスパイたちの活躍がとにかくカッコいい! 物語です。最新刊の『ラスト・ワルツ』を含め、現在シリーズ4冊が発売、累計100万部を突破しています。

 1月末からはKAT-TUNの亀梨和也さん主演の映画も公開され、話題を呼んでいますね。

 本特集の扉に、とっても素敵な男性の写真がどーんと掲載されていますが、そうですこのかたが柳広司さんです。俳優さん!? と思うほどスタイリッシュでカッコいいですね。

 この写真は、インタビュー取材を行った都内某ホテルのバーで撮影いたしました。そのお店の内装は、『ラスト・ワルツ』収録短編の舞台となっている、満州鉄道の「あじあ号」をイメージしているという噂も! 同短編含め、「ジョーカー・ゲーム」シリーズの短編それぞれについて、世界地図&年表とからめたご紹介ページをがんばって作りましたので、ぜひ本誌をご覧ください。

 お姿もカッコいい柳さんですが、その小説世界も、美学がたっぷり詰まっています。座右の銘が「ユーモアと愛」だそうで、しびれます……! 「ジョーカー・ゲーム」シリーズにかぎらず、傑作を多数著していらっしゃいます。実際の歴史や実在の偉人、また文学史に刻まれた既存の作品に材を採った作品が多く、どれもとてもわくわくさせられます。ぜひ、特集内の「柳広司作品紹介」を参考に、他の本も手に取ってみていただけたら嬉しいです。