特集番外編2 2010年7月号

特集番外編2

公開日:2010/6/10

編集S.K.

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もともとこの企画は、「子どもの読書離れが心配……」というお母さんたちの声から生まれました。幼稚園のときは本を読むのが大好きだった子どもたちが、小学校にあがり、学校や友達、サッカーやゲームなど新しい楽しみを見つけることで、本を読む時間がなくなったり、興味が薄れたりしているのでは? そんな疑問を出発点にスタートした「子どもダ・ヴィンチ」特集。取材を進めるうちに、意外な答えが導きだされたのでは?と思っています。

今回は、主役の子どもたちはもちろん、親御さん、小学生のお子さんをもつ著名人、そして児童書の現場でがんばっている児童書編集者の皆さんなど、多くの方々にお話を伺いました。なかでも児童書編集者の皆さんのお話は、多くの子どもたちの熱を直に感じる立場にいるからか、非常にアツいお話ばかりでした。編集者の皆さんが語ってくださったエピソードは、読書離れを心配するお母さんたちにぜひ読んでいただきたいです。

この企画を進めるにあたり、たくさんの児童書資料を手に取りましたが、今の児童書は、本当に絵がかわいらしいですね。自分が子どもの頃読んだものが、リニューアルされていたりと、なかなか興味深かったです。皆さんも一度、本屋さんの児童書棚を覗いてみてはいかがですか? 新鮮な驚きがあると思いますよ。

※アンケート、インタビューにご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!