ラジオ人気復活の今こそはじめたい! 日本人のための “世界標準の英語” やり直し法

文芸・カルチャー

2015/3/30

 福士蒼汰、錦織圭、関根麻里…この人たちこんなに英語喋れるんだ!? テレビ番組やネット動画で著名人の意外な一面を見て、“わたしもペラペラになりたい!もう一度英語の勉強をはじめよう”と思ったことはないだろうか?

社内公用語を英語にした、楽天やユニクロは記憶に新しいが、就職試験や昇格試験でTOEIC700点以上が必須の企業も増えている。2020年開催の東京オリンピックもあり、これからますます多くの外国人が海外から押し寄せてくるだろう。それだけではないが、英語の需要が高まることは間違いない。そう、英検、TOEIC、TOEFL、英会話…いままで自分には関係ないと思っていた人でさえ、避けられないのだ。

とはいえ、いざ英語の勉強を始めようと書店の語学コーナーに行けば、ごまんと並ぶ英語教材。“1週間でTOEIC200点アップ!”“英語習得最速法”…手っ取り早く学べそうな言葉にひかれ購入するも頓挫…。ならば、英語環境に身を置こうと英会話スクールに通ってみたけど、高額のわりに思いのほか上達しなかった。結局続かない…という人は多いのでは? そこでオススメしたいのが、『NHKテキスト』(NHK出版)だ。

はじめて英語に触れる小学生向けのものから、ビジネスの場でそのまま使える実践的なものまで、講座ごとに月刊で発売され、そのカバー範囲は広い。ということは、自分が勉強したいと思う「英語」と「テキスト」のミスマッチもなくなるはず! 何よりも、テキストの内容に沿った音声教材がラジオ・テレビ放送の放送以外にも、CD・ダウンロード版、アプリとあるので、ひと昔前のように、決まった時間にラジオの前で待つ、なんて必要はなくなり、自分のライフスタイルにリンクした学習が可能なのだ。それに、長いあいだ親しまれてきた「NHKテキスト」だからこそ、安心して進められるのもいい。

ここで、どういった学習スタイルがあるのかを紹介しよう。

「スマホ」があれば、いつでもどこでも勉強できる「語学プレーヤー」

場所を選ばずスキマ時間を使って、スマホで勉強できるアプリ「語学プレーヤー」。語学学習に役立つ音声再生機能を搭載した無料アプリで、アプリ内から購入できる専用教材では、音声を聴きながらスキットを読むことができる。この春新たにiPad版がリリースされたことも、ユーザーにはうれしいニュースだろう。2015年4月号のそれぞれ1回目の音声が、無料サンプルとして設置されている。実際に使い勝手を確かめてみるのにもってこいの素材だ。

 

ネットラジオ「らじる★らじる」は、どこでも聴けるからいい!

ラジオがなくても心配なし! パソコンやスマートフォンで、NHKラジオの語学講座を聴くことができるインターネットサービス。ラジオ放送90周年の今年のサイトリニューアルで、より使いやすくなったばかり!ストレスフリーな英語学習が可能だ。スマホユーザーには専用アプリがおすすめ。

つづいて「NHKテキスト」を紹介しよう。 NHK英語テキストは、国際標準のCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に対応したレベル分けをしている。基準となるのは、「何ができるか(Can-do)」というコミュニケーション能力。2015年度は初級からA0、A1、A2、B1、B2、C1の上級まで、6段階に対応する15この英語講座(レベル設定がないものもある)が用意されている。テキストの表紙にレベル表記があるので、自分にあったテキストをチェックしてみてほしい。

★15分でわかる!「英語力測定テスト2015」はこちら

ラインナップしているテキストの中から、4月スタートにふさわしい、『英会話タイムトライアル』と『入門ビジネス英語』をピックアップ。ここで少しその内容を紹介しよう。

 

●『英会話タイムトライアル』(ラジオ) (月刊14日発売)【3月30日開講】

単語や文法はひととおり勉強したけど、いざ話すとなると考えてしまって、英語がなかなか口から出てこない…という人にぴったりなのが、『英会話タイムトライアル』。週の前半は、シンプルな英語表現を瞬時に口からだす「S(瞬)・P(発)・R(力)」トレーニングで、“瞬発力”を高めていく。

簡単なところで、たとえばだが、
日本語から英語に変換するトレーニングでは、
「楽しみました。」→「I had a good time.」
英語に対して、英語で返答するトレーニングでは、
「Thanks.」→「Sure.」
を瞬時に返答し鍛えていく。

後半は、ネイティブ講師や番組パートナーと模擬会話を行うトレーニング「対話カラオケ」にトライ。繰り返し声に出すことで、実践的な会話力を磨き、英語で話す自信をつける。「簡単なことばで表現できた!」「ちゃんと通じた!」、そんな喜びを積み重ねていけば、きっと世界が180度変わるはず!

本書の4月のテーマは、「Good First Moves(第一歩を踏み出そう)」。自己紹介やエレベーターでのやりとり、など、出会ったばかりの人に声をかける練習をしながら、相手との距離を縮める会話術を学ぶ。より実践的な内容はぜひ本書を開いてみてほしい。

 

●『入門ビジネス英語』(ラジオ) (月刊14日発売)【3月30日開講】

入門ビジネス英語』には、新講師、柴田真一氏が登場。銀行員として20年にわたり海外勤務をしてきた実体験から、国際ビジネスの現場で求められる英語力と初歩のビジネスマナー、立ち居振る舞いのコツを伝授する。世界どこでも通用する「世界標準のビジネス英語」をマスターしたいビジネスパーソンにぴったりだ。国際ビジネスの現場では、たとえ英語圏であっても相手はネイティブとは限らない。ノンネイティブ(英語を母語としない人)とも上手に英語でコミュニケートする、そんな真のビジネススキルの獲得を目標に掲げている、なかなか実践的な新講座だ。

レッスンの間に挟むコラム「世界を旅するこぼれ話」や、「アマゾンのカリスマバイヤー」と呼ばれる土井英司氏によるビジネスマンインタビューなどの巻末連載も興味深い。英語脳が疲れたときに、読みものとしても楽しむこともできる。

『ラジオ英会話』『実践ビジネス英語』『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』の3講座には、リフロー型電子テキストもある。文字の大きさを変えたり、英語⇒日本語の対訳表示がパラグラフ単位で表示されたり、デジタルならではの機能が活かされた作りは、昨年までとは異なる便利さだ。多忙なビジネスパーソンや、自分流に学びたい人におすすめ。

趣味の英語も、留学や海外旅行、出張などで使える英語も、その時の人生プランにあわせて、勉強をスタートしたり、再開できるのが『NHKテキスト』のメリットともいえる。

新年度スタートにあたって、壇蜜さんや高橋真麻さんが新登場するテレビ語学講座も気になるところではあるが、継続的な英語習慣を身につけるのに効果的な「ラジオ講座」で、楽しみながら英語力アップをはかってみてはどうだろう?

文=ダ・ヴィンチニュース編集部