東野圭吾『ラプラスの魔女』カバービジュアル解禁!さらにスピンオフ作品が小説誌『野性時代』に掲載決定!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/20

  • ラプラスの魔女

 2015年5月15日(金)に発売される、東野圭吾作家デビュー30周年記念作品『ラプラスの魔女』のカバービジュアルが解禁となった! この作品について東野氏は「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。そしたらこんな作品ができました。」と意欲的なコメントを出したことでも話題を呼んでいる。

 解禁となったカバービジュアルでは、切り立った崖の上に立つ女性のようなシルエット。そこからふわりと舞い降りる雲とも煙とも見える謎の白い物体。いったい、この表紙は小説の何を表現したものなのか? いやおうにも期待の高まる見事なクリエイティブだ。

さらに、小説本編の発売前に『ラプラスの魔女』のスピンオフ作品が登場!タイトルは『あの風に向かって翔べ』。5月12日(火)発売の小説誌『野性時代』139号にて発表されることが決定したのだ。この『野性時代』139号では“東野圭吾『ラプラスの魔女』までの30年”と題した大特集を展開!

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特別インタビュー
東野圭吾氏とゆかりの深い堀北真希、上村愛子の2名が『ラプラスの魔女』読後の感想や自身の東野作品の読書体験を振り返る特別インタビューを実施。

『ラプラスの魔女』をもっと楽しむために 東野圭吾主要作品ブックガイド
『ラプラスの魔女』に含まれるジャンル要素別、科学系・医学系・親子関係・SF・クライム・ノベル・恋愛・復讐という形で、主要な東野作品を紹介していくもの。

『ラプラスの魔女』制作現場 潜入ルポ
2014年の4月から約1年間の東野圭吾氏と編集との単行本制作のやり取りほか、思わぬこぼれ話も飛び出すなど、東野ファン必携のルポとなっている。

『ラプラスの魔女』 ストーリー
円華という娘のボディーガードを務めることになった武尾は、彼女が不思議な「力」を持っているのでは、と疑いはじめる。同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、両方の現場で謎の娘の姿を目撃する。価値観をくつがえされる衝撃。物語に翻弄される興奮。東野圭吾、30年80作目の到達点。

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■『ラプラスの魔女
著者:東野圭吾
体裁:四六判並製
定価:1680円+税
発売日:2015年5月15日(金)
発行:KADOKAWA
⇒ラプラスの魔女特設サイト

■小説誌『野性時代』139号
特集:東野圭吾『ラプラスの魔女』までの30年
『ラプラスの魔女』をもっと楽しむために 東野圭吾主要作品ブックガイド
『ラプラスの魔女』制作現場 潜入ルポ
インタビュー:堀北真希、上村愛子
特別読切:『ラプラスの魔女』スピンオフ作品『あの風に向かって翔べ』
発売:2015年5月12日(火)