【画像あり】ANA機内誌『翼の王国』人気No.1エッセイ『おべんとうの時間3』が発売!
更新日:2017/11/20
『おべんとうの時間3』(木楽舎)
なぜ人の「おべんとう」に惹きつけられるのだろう。『おべんとうの時間3』(木楽舎)は、“人の弁当の中身が気になってたまらない”という思いから、阿部了・直美夫妻が日本各地を回って、さまざまな年代・職業をもつ39人の「おべんとう」を撮り集めた1冊。ANAの機内誌『翼の王国』にて連載中の人気エッセイを書籍化したもので、シリーズ累計10万部を突破、4月15日に待望の第3弾が発売された。
料理家が作る「おべんとう」とも違う、持ち主の人生を語るかのように「おべんとう」ひとつひとつにも表情がある。おかずの種類、色合い、盛り付け、おべんとう箱の形と当たり前だが39人それぞれが違う。方言はそのまま、「おべんとう」を通して語られる39人の“家族のこと”、“仕事のこと”、“子供のころのこと”を読み進めると同時に、田舎に帰った時のような懐かしくほっとする感情がこみ上げてくる。かつては当たり前のように食べていた「おべんとう」だが、小さな箱の中には作り手の愛情がたっぷりと込められている。あの時「おべんとう」を作ってくれた人への感謝の気持ちと当時の思い出を蘇らせてくれる『おべんとうの時間3』を実際に手にとって味わってもらいたい。
ここで少し本書から「おべんとう」を裾分けしよう。