「清都ありさ」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ

更新日:2015/7/9

清都ありさ

これからの活躍が期待される声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのミニグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第67回となる今回は、TVアニメ「遊☆戯☆王ARC-V」光津真澄役、「超速変形ジャイロゼッター」美輪沙斗理役などを演じる清都ありささんです。

――今日の撮影の衣装は自分で選んだのですか?

清都:3種類もってきて、スタッフさんと相談しながらこの服を選びました。今日は天気がよかったので、風通しがよくて涼しいのがいいかな〜と。

――買い物にはよく行く?

清都:よく行きます! 買い物が趣味みたいな感じです。時間があればブラッと洋服屋さんに行ったり、友だちと新宿に行って3時間くらい歩き回ったりします。楽しいから歩きっぱなしでも平気ですね(笑)。

――見て歩くのは、洋服が中心?

清都:洋服のほかに、雑貨も化粧品も好きですし、ナポリタンのミニチュアみたいな食品サンプルも好きで。だから、合羽橋にもよく行きます! 一時期はケータイに剥きミカンをつけたり、ホタルイカをつけたりしてました。最近はアクセサリーでも、パンをモチーフにしたバッジ、目玉焼きのイヤリング、ベーコンのカチューシャなどがあって、気に入ると買っちゃいますね(笑)。


――お仕事のほうでは、「遊☆戯☆王ARC-V」で光津真澄役を長く演じていますね。

清都:「遊☆戯☆王」のおかげでカードゲームにハマッてしまって(笑)。最初は何も知らなかったんですけど、今は趣味で、キャストの方ともデュエルするくらいです(笑)。デュエルって、カードの選び方ひとつとっても、その方の人間性が出るので、そんな一面も見られて楽しいんです!

――デュエルをきっかけに仲良くなったりとか?

清都:それもありますね。私はけっこう人見知りなんですけど、あんまりお話したことのない方でも、「あ、こんな風に考えてるんだ、じゃあこんなお話してみようかな」と思って話しかけたら、意外な共通点を見つけて仲良くなったりします(笑)。

――そうなんですね。お話といえば、去年から、ラジオ「由佳・ありさ・未奈美のMラジ!!」と「ステキ情報バラエティ 発信!もいとろ君」が始まりましたけど、それぞれトークの雰囲気が違いますね。

清都:たぶん、同じ人なのかなっていうくらいテンションが違うときもあると思います(笑)。「Mラジ」は、大坪由佳ちゃんも高橋未奈美ちゃんも面識があったし、年も近いので、同世代の楽しさがありますね。「もいとろ」は相沢舞さんが先輩なので、もう少しまったりした感じだと思います。


――「Mラジ」の大坪さん、高橋さんに初めて会ったのは?

清都:大坪由佳ちゃんは「神おけ」っていうカラオケをする番組で、みーな(高橋)は2.5次元テレビで同じレポーター候補生だったので。でも、「Mラジ」を始めてから2人の印象が変わりました! スタートしてから1年経ちますけど、この1年でも新たな一面がゴロゴロ出てきてます(笑)。

――大坪さんと、高橋さんの新たな一面?

清都:大坪由佳ちゃんは、ザ・女の子ってイメージでしたけど、中身は……おじさん寄りだったんですよ(笑)。もうびっくりして(笑)。ツッコミも鋭いし、頭の回転も早いし、話の持っていき方がおもしろいです! いちばん年下なのに、仕切ってくれてますね(笑)。

みーなは、2.5次元テレビのときは、おとなしくてキレイ系のお姉さんだと思っていたのに、今の印象は、“歩く流行語大賞”っていう感じ(笑)。キャラクターも濃くて、天才だな〜と思いながら接してます(笑)。その反面、繊細なところもあったりして。

――そんななか、清都さんのポジションは?

清都:以前たとえられたのは、永世中立国。スイス(笑)。あと、部屋がきたないキャラです(笑)。

――そうなんですか(笑)? 本当のところは?

清都:きたないです(きっぱり)! スタッフさんから「本当にきたないのか写メ見せて」と言われて、見てもらったら引かれました(笑)。「Mラジ」では“虹色おにぎりマン”って呼ばれてるんですよ。あんまりお掃除をしないと、カビで大変な色になったおにぎりがけっこう出てくるので。片づけるのが下手なんですよね(笑)。


――虹色ってカビ以外のものも発生してそうですね…。ほかにも、置いたものを忘れたりとか?

清都:服を買ったこと自体を忘れて、紙袋が出てきたので、あれ? って。発掘したことがあります(笑)。

――そんなことが…(笑)。なんでも話せる雰囲気なんですかね(笑)。

清都:そうですね。黒歴史ふくめ(笑)、いろんな話題が飛び出す番組だと思います。リスナーさんから届いたミッションで3人の絆を確かめていくこともありますし、もっといろんなことに挑戦したいです。

――そして、「もいとろ」は少し雰囲気が違って。

清都:2人なので、3人のときとは話す分量も違いますね。相沢さんは癒し系なので、そこにフフーンと笑顔になりながら、パンチもある方なので、ときたま飛び出す言葉がすごくおもしろいです(笑)。相沢さんとは、ふだんも一緒にご飯を食べたり、イベントに連れて行っていただいたりしてます。すごくサバサバとして、いろいろアドバイスしてくれて、お姉ちゃんみたいって思います(笑)。


――ところで、清都さんはもともとアニメに興味はあったんですか?

清都:もともとはジブリが大好きな子でした! とくにラピュタが好きで、エンドレスリピートして、セリフを覚えちゃうくらい。ひとりジブリもやってましたね。妹と一緒にお風呂に入って、「見て見て! やるよ〜」っていきなり始めたりとか(笑)。

――アニメのデビュー作は「超速変形ジャイロゼッター」美輪沙斗理役ですね。初のアフレコはどうでしたか?

清都:やっぱり見ている側と、演じる側では全然違うんだなって思いました。最初は自分の演技だけでいっぱいいっぱいなんですけど、だんだん周りが見えるようになると、相手の方がどう返してくださるかによって、自分も演技を変えなきゃいけないんだなと気づいて。自分は全体の流れのなかの一部なんだなってことがわかりました。

あとは、最初に「まずは聞いてみて」と言われるんですけど、そのときは何を聞くんだろうって思ったし、「完成形を想像しながら演じてみて」って言われたときも、どうやるんだろうって試行錯誤していました。今でも試行錯誤はつづいてるんですけど。

――お仕事が忙しいとき、お気に入りのリフレッシュ法はありますか?

清都:好きなものを食べて、好きな入浴剤を入れて、お風呂にゆっくり浸かります! 入浴剤は大好きなジャスミンの香りとか、泡風呂とか。

――女子力の高さが感じられます!

清都:いえ!女子力が高いと部屋がきたなくならないはずなので(笑)。でも最近、大坪さんの影響で、風水とかを気にしてるんです。要らないものを捨てて断捨離してみたりとか。だから、部屋に少しスペースができました! 以前は散らかっていても「あ〜大丈夫かな〜」って思ってたんですけど、「片づけようかな」って思える心になりました(笑)。


――ほかにもリフレッシュ法は?

清都:映画のDVDをたくさん借りて一気に見たりしますね。最近は、相沢さんにすすめていただいた「銀河ヒッチハイク・ガイド」を見ました! あと「最強のふたり」とか。ハッピーエンドになるようなヒューマンドラマが多いかもしれませんね。

――では、声優としてこれから新たに挑戦していきたいことは?

清都:このキャラといえばこの人! という役を演じてみたいです。そのためにも、日々勉強ですね。お芝居は、その人らしさが表に出るお仕事だと思うので、そのキャラクターらしさって何だろうとか、どうしたらそのキャラクターに命を吹き込めるんだろうっていつも考えています。

――最後に読者へのメッセージをお願いします!

清都:本当にヘコむこともたくさんあるんですけど、みなさんがいらっしゃるから役に向き合いたいと思うし、頑張るための活力になっているので、これからもみなさんと一緒に成長できればと思います。応援よろしくお願いします!


【声優図鑑】清都ありささんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

清都ありさ

・清都ありさ(アクロス エンタテインメント)
http://across-ent.com/talent/women/arisa_kiyoto.html

・清都ありさ Twitter
https://twitter.com/kiyotorou

・ありさんぽっぽ
http://ameblo.jp/arisa-ame/

◆撮影協力
magic tone studio(マジックトーンスタジオ)

◆声優図鑑に登場した声優が出演するイベント「こえずか」に出演予定!
イベント詳細⇒http://object-co.jp/koezuka/

(取材・文=麻布たぬ、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト」)