『オバケのQ太郎』が30年ぶりに帰ってくる!藤子不二雄先生からのコメントも!?

マンガ・アニメ

2015/6/26

  • オバケのQ太郎

    (C)藤子プロ・藤子スタジオ

 東京オリンピックが開催された1964年、『週刊少年サンデー』で連載開始となった『オバケのQ太郎』。翌年、学年誌『小学一年生』~『小学六年生』で一斉に連載され、続いてアニメが放送開始されるや、社会現象ともいえる空前の大ブームを巻き起こした。

 そんな“Qちゃん”が、2015年7月24日(金)に新装版&電子書籍で30年ぶりに帰ってくる! まずは、作者(共著)である藤子・F・不二雄藤子不二雄A、両大先生のQちゃんに対するコメントをお届けしよう!

藤子・F・不二雄 (『ザテレビジョン』1985年第16号より)
ぼくらの漫画は現実の子どもたちに接して描いているんじゃなく、 ぼくらの子ども時代の思い出がベースになっている。それに共感してくれる子どもがいるということは、やはり通じ合うものがあるんじゃないかと。その辺から、本質的には変わらないんじゃないかと思うわけですね。

藤子不二雄A (『ザテレビジョン』1985年第16号より)
オバQの一種の屈託のなさ。それはある意味で時間を超えるような、逆に今だから屈託のなさを強調したらと思う。子供の状況が昔と比べ恐ろしく変わっているわけでね。ただ子供の期待するものは変わらないんじゃないかと。逆にぼくらのマンガに今の時代にないものを求めている。

 大人になった今でも、思い出深く懐かしいキャラクターQちゃん。「次世代まで読まれてほしい名作であり、永遠に愛され続けるべきキャラクターを残したい!」という思いから、『ドラえもん』や『あさりちゃん』でお馴染みの定番コミックスレーベル「てんとう虫コミックス」(通称、てんコミ)でのラインナップが決定した。

 装丁は“オバQ世代”のグラフィックデザイナー・祖父江慎(そぶえ しん)が手掛け、全12巻で刊行される。さらに、今の時代に合わせ、「試し読み」ページもたっぷり用意し、電子配信も同時開始。年齢も性別も関係ない! Qちゃんは永Qに友だちです!
⇒てんとう虫コミックス『オバケのQ太郎』特設サイト

『オバケのQ太郎』ヒストリー
1964年:『週刊少年サンデー』で連載開始
1965年:最初のテレビアニメ化(TBS系)。全国に“オバQブーム”を巻き起こす
1969年:最初の単行本化(全12巻/虫プロ商事刊)
1971年:2度目のテレビアニメ化(日本テレビ系)
1976年:2度目の単行本化(全6巻の傑作選/小学館刊)
1985年:3度目のテレビアニメ化(テレビ朝日系)

藤子・F・不二雄
本名、藤本弘(ふじもと ひろし)。1933年12月1日、富山県高岡市生まれ。1951年『天使の玉ちゃん』(安孫子素雄との合作)でデビュー。 数多くの傑作を発表し、児童漫画の新時代を築く。代表作『ドラえもん』『パーマン』『キテレツ大百科』『エスパー魔美』『SF・異色短編集』など多数。

藤子不二雄A
本名、安孫子素雄(あびこ もとお)。1934年3月10日、富山県氷見市生まれ。1951年『天使の玉ちゃん』(藤本弘との合作)でデビュー。児童漫画からブラックユーモア漫画まで多彩なジャンルの傑作を描いている。代表作『まんが道』『忍者ハットリくん』『怪物くん』『プロゴルファー猿』『笑ゥせぇるすまん』など多数。

てんとう虫コミックス新装版『オバケのQ太郎』
著:藤子・F・不二雄藤子不二雄A
定価:490円(+税)
発売日:2015年7月24日(金)1巻・2巻同時発売
※以降、毎月28日頃発売(計12巻刊行)
判型:新書判コミックスサイズ
ページ数:230~250ページ
発行:小学館

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