マライア・キャリーも30キロの減量に成功! 「パープルフードダイエット」って?

ダイエット

2015/7/19

 毎年、山のように登場するダイエット本の数々。今年に入ってからも、『やせたいならコンビニでおでんを買いなさい』(鳴海淳義/日経BP社)や、『「いつものパン」があなたを殺す 脳を一生、老化させない食事』(デイビッド パールマター、クリスティン ロバーグ/三笠書房)、『世界一やせる走り方』(中野ジェームズ修一/サンマーク出版)などちょっと中身が気になるダイエット本が話題となっている。

 そんな中、まだ書籍化こそしていないものの「パープルフードダイエット」なるメソッドがにわかに注目をあつめているようだ。なんでも、マライア・キャリーがこのダイエットを実践して産後太りを克服、30キロ(!)も痩せたのだとか。パープルフードダイエットとは、一体どんなダイエットなのだろうか? 今回は、料理研究家のスギアカツキさんにパープルフードの種類やダイエットに効果的な摂り入れかたを聞いてみた。

そもそもパープルフードって?

――いつもの食生活にパープルフードを摂り入れるだけで、美容効果があるそうですが、パープルフードとはどのようなダイエットなのでしょうか?

「パープルフードとは“アントシアニン”という紫色の色素成分が含まれている食材を指します。果物ならザクロやイチゴ、ブルーベリーなどで、野菜ならナスや紫キャベツ、紫玉ねぎ、赤シソ、紫芋など。さらに小豆、黒米、黒ゴマ、黒豆などの穀物類もパープルフードに分類できます。アントシアニンにはシミ、シワ、たるみなどの原因となる活性酸素を消去する「抗酸化作用」があり、アンチエイジングにはもってこいの成分なんですよ」

甘いおやつの代わりにパープルフードを!

――普通のスーパーでも買えそうな食材が多いですね。いつもの食生活でパープルフードを効果的に摂り入れられる方法があったら教えて下さい。

「いちばん手軽に摂り入れられるのは、調理の必要のない果物ですね。朝食やおやつ時に食べるといいかと思います。また、玉ねぎや紫キャベツなどの野菜なら千切りにしてサラダに入れられるし、紫芋はトースターで焼けばヘルシーなおやつにピッタリです。さらに、小豆、黒米、黒ゴマ、黒豆などは玄米と一緒に炊くと、栄養バランスが強化されて一石二鳥。甘いケーキの代わりに紫の果物や紫芋を、白米よりは穀物入りの玄米を……と言った具合にパープルフードを摂り入れれば、余分な砂糖や脂肪をカットできるので、ダイエットを後押ししてくれます」

パープルフードさえ食べれば痩せられる?

――マライア・キャリーは週3回、パープルフードだけしか食べない日を設けて見事ダイエットを成功させたそうです。やはり、集中的にパープルフードを食べる日を決めたほうがいいのでしょうか?

「その方法は栄養学的な観点から言うと、あまりおすすめできません。例えば、美しく健康的に痩せたいなら良質なタンパク質を摂ることは欠かせませんが、パープルフードにはタンパク質が含まれていません。パープルフードダイエットを成功させるためには、他の美容食材やタンパク質と上手く組み合わせて、栄養が偏らないように摂り入れるのがポイントです」

「パープルフードをほどよく美味しく摂り入れることで、継続的にダイエットを続けることができる」と、スギアカツキさん。パープルフードダイエットをきっかけに普段の食事を見直せば、痩せ&健康の2重の効果が得られるかも!

文=松原麻依(清談社)