ゾンビ映画の歴史を解き明かす決定版!『ゾンビ映画年代記 ZOMBIES ON FILM』刊行

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公開日:2015/7/26

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 およそ90年にわたり生み出され続けてきたゾンビ映画。テーマとは裏腹に、腐敗せず根強い人気を誇るゾンビ映画の歴史を纏めた書籍『ゾンビ映画年代記 ZOMBIES ON FILM』が、2015年8月13日(木)に刊行される。

 美しい図版と共に紹介する同書の1章「ハリウッドがゾンビを呼び起こす」では、トーキー映画の時代の怪奇映画を例に、ゾンビが映画史に初登場した際の状況を詳しく取り上げている。トーキー映画とは、映像と音声が同期した映画を指し、今でこそ当たり前となっているが、当時は革新的であり、またトーキー映画時代からゾンビ映画が存在したことに驚かされる。

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 高校生が突如超能力に目覚めるSF映画「クロニクル」の脚本家で知られるマックス・ランディスの序文で始まる『ゾンビ映画年代記 ZOMBIES ON FILM』。

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 1章でゾンビ映画の誕生を紹介した後は、“史上最低映画”との呼び声が高いエド・ウッドの「プラン9・フロム・アウタースペース」や、ホラー映画の巨匠ジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」といった古い作品から、2013年公開のブラッド・ピット主演「ワールド・ウォーZ」など、最新のゾンビ映画まで200以上の関連作品を紹介している。

 そして最終章「現代に生きるゾンビたち」では、一大エンターテイメントとなったゾンビの多様性、ゾンビ映画の未来について考察。ゾンビをエンターテイメント業界に産み落とした国アメリカで語られているその歴史が明らかになる。ゾンビ映画の歴史を体系的に徹底解説。さらに、世界各国のポスター・ロビーカードなど、さまざまな図版を多数掲載している同書は、お盆の夜にもピッタリかもしれない。

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<登場作品>
「ホワイト・ゾンビ(恐怖城)」
「死体と遊ぶな子供たち」
「ゲシュタポ・ナチ死霊軍団/カリブゾンビ」
「エルゾンビ」
「地獄の謝肉祭」
「ゾンビ・コップ」
「死霊のはらわた」
「ブレインデッド」
「ゾンビランド」 など

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■『ゾンビ映画年代記 ZOMBIES ON FILM
著:オジー・イングアンソ
監訳:高橋ヨシキ
価格:3,200円(+税)
発売日:2015年8月13日(木)
仕様:B5判(257mm×182mm)/ソフトカバー/228ページ(フルカラー)
発売元:パイ インターナショナル