トマトの栄養価って?意外と知らない夏野菜のことをきちんと知れば、もっと夏野菜が美味しくなる!【作ってみた】

食・料理

更新日:2015/7/29

  

 スーパーの野菜売り場に行くと、数えきれないほどの種類の野菜が並んでいます。近頃は栽培技術も進化し、年中店内に並ぶ野菜に、一体いつが旬なの? どういう調理法がその野菜にとって一番いいの? と意外と知らない野菜のこと。そんな疑問をわかりやすく解説しながら、美味しく食べられるレシピを紹介する『野菜を毎日たっぷり食べられるレシピ101』(主婦と生活者)が発売されました。目からウロコな情報が満載で、明日からでも作ってみたくなります。今回はその中から今まさに旬な夏野菜を使った3品を実際に作ってみました。

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1、トマトと長ねぎの肉みそ炒め(P、8)

<材料>作りやすい分量
豚ひき肉・・・100g
トマト・・・1冊個
長ねぎ・・・1/2本
酒・・・大さじ1
みそ・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1/2
塩・こしょう・・・各少々

<作り方>
1、トマトは横半分に切り、スプーンでタネを除いて食べやすい大きさに切ります。長ねぎは斜め切りにします。
2、フライパンにひき肉を入れて酒を回しかけ、中火弱でパラパラになるまでほぐします。
3、みそを水小さじ1でのばして2に加えて混ぜます。

4、3にトマトとねぎを加えて炒め合わせます。

5、砂糖、塩、こしょうで味を整えたら完成!

夏を代表する野菜、トマト。トマトは昆布と同じうまみ成分のグルタミン酸を多く含み、加熱することでうまみが増します。その特性を活かしたレシピ。みそのコクと甘みが増したトマトがよく合い、ご飯がすすむ一品です。

2、ゆでなすの梅みょうがあえ(P、44)

 斜め切りにし、塩水につけてアクを抜いたなすを4分ほど茹でたらざるにあげて水けを絞ります。このなすと練り梅、削り節、みょうがを合わせれば完成! 夏バテ予防や眼精疲労を和らげる効果があるなす。そんななすをさっぱり梅味で味付けしたこのレシピは夏にぴったりのおかず。そうめんや冷や奴など、冷たいメニューとの相性も◎。

3、レンチンごま塩かぼちゃ(P、92)

 3cm角に切ったかぼちゃと塩・鶏ガラスープの素・水を耐熱ボウルに入れてラップをし、電子レンジ600wで4分加熱し、そのまま10分ほどなじませておき、器に盛ったら最後に白いりごまをふって完成! β—カロテン、ビタミンC・E、鉄など栄養価がすぐれたかぼちゃは冬が旬と思われがちですが実は夏が旬なのです。そんなかぼちゃをレンジでチンするだけでホクホクでしっかり味がしみ込んだ煮物ができます。お弁当のおかずにも良さそう!

 

野菜の旬を知り、その栄養価を存分に摂取して健康な毎日を!
 あらためて野菜の旬や栄養価を知ると、お店にいったときに積極的に旬野菜を選ぶ楽しみができます。きっとこれらを知っただけでも、いつもの野菜がより美味しく感じられるし、旬な野菜を摂ると何か体に良いことをしている気分にもなれそう。野菜を見ながら季節を感じるのもまた乙な感じでよろし! 毎日の野菜が健康な体を作っていくのでぜひ今日から取り入れてみてください。