映画初出演のウーマン・村本、出演者の誕生日を知らず、「その場からいないふり」【映画『at home アットホーム』プレミアム試写会】

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公開日:2015/8/11

 8月10日都内にて、映画『at Home アットホーム』のプレミア試写会が行われ、主演の竹野内豊をはじめ、松雪泰子坂口健太郎、黒島結菜、池田優斗、板尾創路、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、蝶野博監督が登壇した。

    at Home

 原作は、『真夜中の五分前』『ストレイヤーズ・クロニクル』など映画化が続く人気作家、本多孝好の同名小説。竹野内、松雪、坂口、黒島、池田が演じる森山家は、犯罪で生計を立てる血のつながりのない偽装家族。まるで普通の家族のように幸せに生活していたが、ある日、母親が誘拐され危機が訪れる。他人同士だとしても、自分たちで築き上げてきた“アットホーム”な絆を必死で守り抜こうとする本作。竹野内は、出演が決まった時のことを、「非常に静かな作品なんですけど、その中に生きていく上で大切なことや希望が秘められていて、とにかくいい作品にできればいいなと思ってました」と振り返った。

 今回が初共演となる竹野内と松雪。竹野内は、「松雪さんは本当に穏やかで、いてくださるだけで安心できるような存在感があって素敵だなと。ただ、家族の話なのであまり2人っきりのシーンがなくて残念でした」とコメントし、松雪は、「竹野内さんの瞬間瞬間の感性を爆発させる姿に毎回ハッとさせられました。いつも新鮮なものを生み出されるので、一緒にやらせていただいて楽しかったです」とそれぞれ照れながらも、お互いの印象を話してくれた。

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    at Home

 撮影時のエピソードを聞かれると、本作が映画初出演となる村本は、「優斗君の誕生日に、竹野内さんや松雪さんが、“お父さんとお母さんからだよ”ってサプライズプレゼントを渡していて、カメラが回っていないところでも仲のいい家族のようでした」と明かした。しかしMCから、「それを見ていたのに何もプレゼントしなかったんですか?」とつっこまれると、「先に言ってよと思いましたね。とりあえずその場からいないふりをしました(笑)」と会場の笑いを誘った。

 黒島の「池田くんと仲良くなりすぎて、はしゃいでたらカメラマンさんに怒られました(笑)」とのコメントや、池田の「竹野内さんに“たかいたかい”をしてもらったり、アニメの話をいっぱいしました」という話からも、撮影現場はかなり“アットホーム”だったようだ。

 最後に竹野内は、「 “あの映画よかったな、もう一回観たいな”と思い出してもらえるような、皆さんの心のどこかに伝わる作品になれば嬉しいです」と作品に対する思いを語った。

 映画『at Home アットホーム』は、8月22日より全国ロードショー。

■映画『at Home アットホーム』
監督:蝶野博(「未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン」)
原作:本多孝好「at Home」(角川文庫刊)
脚本:安倍照雄(「手紙」「不思議な岬の物語」)
出演:竹野内豊 松雪泰子 坂口健太郎 黒島優菜 池田優斗 村本大輔 千原せいじ 板尾創路 /國村隼ほか
製作:映画「at Home アットホーム」製作委員会 制作プロダクション:KATSU-do
制作協力:ブースタープロジェクト
配給:ファントム・フィルム+ KATSU-do 2014年/日本/カラー/110分/DCP
(c)映画『at Home アットホーム』製作委員会
公式サイト:athome-movie.com