読書がもっと楽しい経験になる! 読書ログに最適・厳選3アプリを紹介!!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/17

  • ブクログ
  • ビブリア
  • 読書メーター

あのFacebook創業者、マーク・ザッカーバーグの今年の目標は読書数を増やすことだという。インターネットの普及で短時間で得られる情報数は格段に上がっている。だからこそ、他と差をつけたい人は、読書に注目しているのがビジネス界の現実だ。

一冊の本には様々な出会いがある。恋愛小説の泣ける言葉、各界の成功者の人生訓、名経営者の珠玉の教えなどなど……。そんな教えを少しでも残しておきたくて、私たち読者は色々工夫を凝らすもの。マーカーでラインを引いたり、3色ボールペンを活用したり、付箋を貼ったり、読書ノートをつけたり。

ところが、ノートやボールペンなどのアナログな手段を用いた読書管理術はともすると長続きしない。その理由は、読書はどこでもするのにノートや付せんはついつい持ち歩くことを忘れてしまいがちなことや、ノートや付せんが切れたタイミングで面倒くさくなっちゃうことなどが原因なのだ。嗚呼。

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そんな時に非常に役立つのが、読書管理アプリである。バーコード入力で、書籍を簡単に検索できるなど便利な機能だけではなく、SNSで読書を通じた繋がりもできるのだ。ただの読書のログだけではないのが、アプリの面白さだ。

600万件のレビューが集積「ブクログ」

このアプリは、読書記録だけではなく交流もできるのが魅力。気になる本の評判はどうか? 600万件ものレビューが集まっているため、ニッチなジャンルの書籍の評判も知ることができる。

レビューを読んで、趣味の合う人がいれば、その人の本棚をフォローすることもできる。自分が読んだ本、DVD、CDなどを自分の本棚に並べることができる。BLなど他人に秘密にしたい書籍はもちろん公開できない仕組みとなっている。

新しい作品との出会えるアプリである。

iOS版
https://itunes.apple.com/jp/app/bukurogu-ben-peng-bakodo-du/id359066582?mt=8

Android版
//play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.paperboy.booklog.app

シンプル読書記録「ビブリア」

「感想」と「メモ」の2つの記入欄があるだけというシンプルさ。そのため操作性もとてもいい。「感想」欄にはある程度まとまったテキストを1冊読み終わった後に日にち別に入れられる。
「メモ」欄には、ボタンひとつでページ数と日にちも記入できる機能がついている。「前に読んだ時にはこんな感想を抱いたのか」とか「前に読んだ時とは全く違う箇所が心に刺さった」など自らの成長や感じ方の違いなどを振り返るのにもぴったりなのだ。

各種SNSにも対応しているので、読書履歴をTwitterやFacebookでシェアしたり、evernoteで管理することもできる。せっかく読んだ本をみんなに知らせたい!という欲求も満たしてくれるのは嬉しいものだ。

iOS版
https://itunes.apple.com/jp/app/du-shu-guan-libiburia-dunda/id894377244?mt=8

読書を見える化「読書メーター」

自分の読書量をグラフ化されるアプリが「読書メーター」。記録を付け始めて以来の本の数が累計で表記される。達成感バツグンのアプリである。ゲーム感覚で「今月はあと5冊!」とか「同じジャンルの本を合計30冊は並べたい!」など具体的な目標が自然と湧いてくるのだ。まとまった知識を身につけるときなどには、自分を激励してくれるだろう。

このアプリにも本棚機能があり、本を4つのステイタスに分類。読んだ本・読んでいる本・積読本・読みたい本である。さらにその本棚より相性を自動的にマッチングし、お勧めの書籍を知らせてくれる機能がある。

iOS版
https://itunes.apple.com/jp/app/du-shumeta/id509979590?mt=8

Android版は、ブラウザからの利用を
http://bookmeter.com/

あるジャンルの本を30冊読破すれば、その道の知識を網羅したことになる……という説もある。もしもあなたに目指すものがあるのなら、まずはアプリをダウンロードして、30冊を本棚に並べてみるといいだろう。

文=武藤徉子