料理シーンが印象的なマンガは名作! 将棋マンガ『3月のライオン』に登場する料理が、食欲をそそる!

マンガ

更新日:2015/8/19

 何気ない食事のシーン。漫画に描かれている料理が美味しそうで、思わずその日の献立にしてしまった…という経験はないだろうか。例えば映画『ルパン三世 カリオストロの城』を見てミートボールスパゲティを作ったという人は少なくないはず。本筋とは関係ないところで印象に残るシーンがある作品は、名作であることが多い。

 『3月のライオン』もそのひとつだ。物語の主軸は“将棋”で、15歳でプロ棋士となった主人公・桐山零が、厳しい将棋の世界を生きていく様子が描かれている。と、同時に、となり町に住む川本家との温かい交流が楽しめる作品なのだが、この川本家の食事が、なんだかとっても美味しそうで仕方ない! ごくごく普通の家庭料理が基本だが、思わず「こんな食卓いいな…」と思ってしまうようなものばかり。そんなわけで、作中登場する食事をできる限り再現してみた。

ヒナが作る「サッカーボールおにぎり」(第2話)

「サッカーボールおにぎり」(第2話)

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『3月のライオン(1)』

 料理が苦手な川本家の次女・ひなたが、零に作ったおにぎり。手のひらに収まらないくらい巨大なおにぎりに、まばらに海苔が貼り付けられ、まるでサッカーボールのよう…。大きすぎて零は食べるのに苦戦していたようだが、実際に作ってみると、「パーティー料理とかでありそう」な感じが漂う。シェアして食べるなら意外とありかも!?

川本家秘伝の「半熟卵」(第78話)

「半熟卵」(第78話)

『3月のライオン(8)』

 長女・あかりとひなたが試行錯誤を重ね、ついに生み出した至高の半熟卵。まず、冷蔵庫から取り出した卵に、画鋲で穴を開ける(思い切りやって大丈夫!)。沸騰したお湯に入れて転がしながら待つこと8分。取り出したらすみやかに冷水へ。すると、丁度いい加減の半熟卵が完成! この黄身の半熟加減がおわかりいただけるだろうか。鉄板レシピに認定!

頑張ったときに食べたい!「甘やかしうどん」(第86話)

「甘やかしうどん」(第86話)

『3月のライオン(9)』

 しみしみの油揚げと海老天が美味しいうどん。きつねと天ぷら、どちらにするか選べないという悩みに答えたこのうどんで、思い切り胃袋を甘やかしてしまえというわけだ。これはもう、美味しくないわけがない! お夜食にどうぞ。