芥川賞受賞の陰でひっそりと咲くリアル『火花』 “プロレタリア芸人”の過酷過ぎる日常

文芸・カルチャー

2015/8/21

『プロレタリア芸人』(本坊元児/扶桑社)  灼熱のロックフェスの真っただ中、フードエリアの出店「炭火焼き肉たむら」の厨房に、ひょろりと長身の男が立っていた。本坊元児(ほんぼうがんじ)。お笑いコンビ・ソラシドのボケ担当の芸人だ。  白い湯気立ち上る鉄板の前で、両手にヘラを握り、大量の肉をわしゃわしゃと無心に焼くその姿は... 続きを読む