「苦しいしかない」失恋・薬物依存・解雇…華原朋美が語るデビュー20周年の軌跡
公開日:2015/8/23
日課は鏡の前ですべてをさらすこと
「今年の目標は、“いい人”を見つけることです。事務所のスタッフも早く幸せを見つけてねと応援してくれます」
恋愛で傷ついてきた彼女だが、女性としての輝きはまだまだ衰えない。本書でも、魅力的な肉体を惜しみなく披露している。
「収められている写真は、ほとんどメイクもせず、そのままの自分が写されています。撮影までにかなり体型は絞りましたが、胸がきれいに見えるように筋肉の増やしすぎに気をつけました」
実は華原さん、毎日自身の全裸を鏡でチェックするほど、体型には気を使っているという。しかも“ありのまま”を好む。今回の撮影では、「見えすぎちゃうからもっと隠そう」と注意を受けるほどだったという。最近のツイッターでも肉体美を披露して、ファンにどん引きされるくらいとのこと。リクエストがあれば、惜しみなく肉体をさらけ出すという。
「次のときはもっと大胆…かな?」
こんなふっきれた発言ができるまでにはいったいどんな困難があったのか。本書を手に取ると、人の幸せは絶対値でしかないことがわかるだろう。恵まれすぎている環境から、少しの喪失。それだけでも、人は転落してしまう。
人にはそれぞれ唯一無二の幸せがあり、それは自分でしか探せない。そんな生きるつらさと、人は何度でもやり直せるという、小さな悦びを感じるだろう。
■大胆な姿が見られる?
華原朋美さん公式Twitter
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(C)渡辺達生
取材・文=武藤徉子