松重豊「このシリーズは視聴者の方が飽きたら終わりです」 ドラマ「孤独のグルメ」 Season5突入へ!

エンタメ

公開日:2015/8/25

    孤独のグルメ

 累計58万部を超えるロング&ベストセラーマンガ『孤独のグルメ』。過去4度ドラマ化され、毎回話題を呼んだ同作がドラマ「孤独のグルメ Season5」として帰ってくる。2015年10月2日(金)よりスタートする同ドラマは、個性的な作品を次々と生んだ「ドラマ24」の10周年作品だ。主人公・井之頭五郎役を務める松重豊から届いたコメントを早速紹介しよう。

「先日、さる高名なお寺の方が、断食中に空腹を紛らわすために、「孤独のグルメ」のDVDを見ていると聞きました。その声に背中を押されてのSeason5です。このシリーズは、視聴者の方が飽きたら終わりですので、よろしくお願いします。僕の内臓がどこまでもつかわからないので、今年できることを今年やります」松重豊

 主人公が、仕事の営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ「孤独のグルメ」。視聴者の食欲を刺激する“夜食テロ”として反響を呼び、視聴率は第1シリーズ放送からシーズンを重ねるごとに上昇した。

 過去のシリーズ同様、「Season5」も都内を中心に仕事をしながら、時には地方へ出張にも行き、さらに日本を飛び出し海外にも足を運ぶ。一体、主人公はどこへ行き、何を食べるのか!? 井之頭五郎の美味しいものへの飽くなき探求心が、Season5でも余すことなく披露される。

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 なお、『週刊SPA!』に不定期掲載されてきた原作マンガの18年ぶりとなる続刊『孤独のグルメ2』が、ドラマに合わせて9月29日(火)に発売決定。ドラマ&単行本刊行に対する喜びのコメントが、原作者・久住昌之から届いた。ドラマのプロデューサーを務める川村庄子のコメントと共に紹介しよう。

「3年前『孤独のグルメ』が初めてドラマ化された時には、こんなことになるとは夢にも思いませんでした。最近は取材で全国各地に行くたびに、たいていどこかで声をかけられます。去年の暮れはとうとうパリの凱旋門で中国人留学生に声をかけられました。正月にはソウルで、韓国のファンに一緒に写真撮らせてくださいと言われました。みんなドラマを見ていると言います。嬉しいけど恥ずかしいです。さらにドラマに先駆け、マンガも約20年ぶりに『孤独のグルメ2』が出ます。気を引き締め、初心に戻って淡々としっかり面白い台詞や音楽をがんばるつもりですので、どうぞよろしくお願いします」原作者・久住昌之

「1年と3カ月ぶりに「孤独のグルメ」が帰ってまいりました。いよいよ「Season5」、久々の食欲の秋です。夏が2度続き、ちょっとはっちゃけた感ありの「孤独のグルメ」でしたが、この秋はちょっとクールにハードボイルドさを出してみよう、などと思いつつも、お腹が空いたらどうなるかわかりません。五郎さんが訪れるお店は、あいもかわらず「孤独のグルメ」スタッフがこの炎天下の中、足と舌で日々探し求めたお店。スタッフ一同前のめりで頑張ってます。秋の夜、みなさまと、またリアルタイムでつながりほっこり盛り上がる、至福の時間を今から心待ちにしています。「孤独のグルメ」50回目のSeason5初回放送から忘れずにご覧いただけますよう、よろしくお願い致します」プロデューサー・川村庄子コメント

ドラマ24「孤独のグルメ Season5」
放送日時: 2015年10月2日(金)スタート 毎週金曜0:12~
原作:『孤独のグルメ』作/久住昌之・画/谷口ジロー
出演:松重豊 ほか
放送局:テレビ東京・テレビ北海道・テレビ愛知・テレビ大阪・テレビせとうち・TVQ九州放送 ※テレビ大阪:翌週月曜10月5日(月)スタート 23:58~
⇒ドラマ「孤独のグルメ」公式サイト

個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(いのがしら ごろう)は、商用でさまざまな街を訪れる。そして一人、ふと立ち寄った店で食事をする。そこで、言葉で表現できないようなグルメたちに出合うのだった――。ドラマに登場する店は原作に登場するものではなく、実在する“味な店”を、毎回番組スタッフが自らの足で探している。また、ドラマの終わりには、原作者・久住昌之が舞台となった店を訪れる「ふらっとQUSUMI」コーナーを設けているほか、ドラマのシナリオや音楽にも原作者が関わっている。

孤独のグルメ

■『孤独のグルメ2
原作:久住昌之
作画:谷口ジロー
価格:1,080円(税込)
発売日:2015年9月29日(火)
出版社:扶桑社