ブログやSNSに自作料理をアップ!その並べ方、マナー違反かも… 毎日使えるマナー本『暮らしのなかの食卓マナー』発売

食・料理

公開日:2015/9/1

    マナー本

 昨今、家庭料理は和洋折衷が主流。箸とフォークを一緒に並べるような食卓や、ワンプレート料理も珍しくない。だからこそ、皿やカトラリーなどを置く位置に迷ってしまい、食卓が乱れるようなケースも増えている。そして、誤った配置のままSNSにアップ… なんてことも。

 2015年9月2日(水)発売の書籍『暮らしのなかの食卓マナー』。同書では、ベーシックなマナーをベースに、従来のマナー本では解説されてこなかった最近の食卓事情にかなった家庭料理のサーブ(料理を供すること)をレクチャーしている。

和洋折衷の家庭料理の並べ方
洋風のメイン料理にサラダ、和風の煮物をプラスしたメニュー。箸とカトラリー(ナイフ・フォーク・スプーンなどの総称)を一緒に並べたいときは、スプーンとフォークは右側に、箸は手前に箸先が左にくるようにセット。奥にある煮物やサラダは、器ごと左手にとって食べるのが正しいマナー。

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パスタが主食の場合、どっちが正解?
<正解>
パスタなど、主食が一品料理の場合も、“汁物は右”というルールは変わらない。手にとれるサイズの器に盛られたサラダは奥にセット。

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    パスタが主食の場合の並べ方

<NG>
一見、おさまりよく並べてあるが、汁物を置く位置が奥になっているのでルール違反。どんな場合でも汁物は右にセット。

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最近流行りのカフェ風ワンプレート、仕切りなしの場合
「カフェごはん」の定番ワンプレート料理。仕切りのない皿を使用した例。左にご飯を、汁物がないのでメイン料理を右にセット。副菜は2列目に盛りつけ、ドレッシングをかけたサラダは小皿ごとプレートに載せる。

    マナー本

 テレビのグルメ番組などでも、手を添えて食べる光景をよく目にするが、実は“手皿”といってマナー違反。知らずに、品の良い食べ方だと勘違いしている人も多いのではないだろうか。

 同書では、正しい箸&カトラリーの使い方や、食べ方のマナーもイチから学べる。毎日の食卓で意識的に実践することで、外食した際にも恥ずかしくないマナーが自然と身につくだろう。

箸&カトラリー使いのやりがちなマナー違反
<渡し箸>
食事の途中で、器の上に箸を渡して置くのはNG!

    マナー本

<フォークで刺してまるかじり>
料理は一口大にして口に運ぶのが基本。大きなまま刺してかじるのはNG!

    マナー本

 従来のマナー本というと、フルコース料理をいただく際など、レストランマナーが中心となっているものが多い。一方『暮らしのなかの食卓マナー』はタイトル通り、暮らしのなかの食卓をベースに学べる、実践的なマナーレッスン本。

 家庭料理のサーブの仕方、食事マナーはもちろん、食卓を豊かにする食器使いやカジュアルなホームパーティーのおもてなし術など、幅広く学べるのも同書の魅力。

<毎日の食卓がワンランクアップする食器使いをレクチャー>
「和洋折衷の家庭料理が主流だからこそ、どんな食器を集めたらいいのか分からない!」そんな方のために、迷わない万能アイテムを紹介。さらに、覚えておきたい食器の種類やメンテナンスについて、季節やTPOにあわせた食器使いについてもレクチャー。100円ショップの食器でも素敵にアレンジできるアイデアも掲載。

<気負わないホームパーティーのおもてなし術>
友人や知人との“家飲み”や“ホームパーティ”の機会も増え、気負わないおもてなし術を覚えておきたい方も多いはず。同書では、準備のポイントからちょっとした工夫でパーティー感が出せるアイデアを伝授。お茶やコーヒーなど、来客にサーブするときの基礎マナーも学べる。

■『暮らしのなかの食卓マナー
監修:松本繁美
価格:1280円(+税)
発売日:2015年9月2日(水)
出版社:主婦の友社