叩き上げのよう“Juice=Juice”、王道の“カントリー・ガールズ” ―アイドル界の老舗「ハロプロ」が“今面白い理由”【前編】

芸能

2015/9/4

叩き上げのロックバンドのよう。結成3年目を迎えたJuice=Juiceは要注目株

 2013年2月の結成発表から、3年目を迎えたJuice=Juice。今年6月からはライブツアー『Juice=Juice LIVE MISSION 220』で、全国220箇所のライブハウスを地道に巡り続けているが、「今が超面白いですね」と小野田さんは話す。

「存在感は“ライブに魂を込める叩き上げのロックバンド”のようにみえますね。昨年からの流れからいえば、大きな変化があるわけではありません。ただ、今年に入りダンスはもちろん、歌唱力も急激に伸びている印象です。レッスンだけではなく、何よりも現場を通して野球の“千本ノック”のように地道なパフォーマンス向上へ励んでいて、ほんの数カ月後にライブを見たらきっとまた、そのクオリティが段違いに変わっていると期待できます」

 ステージの基礎体力ともいえる歌やダンスでの「説得力が魅力です」と、Juice=Juiceのポイントを話す小野田さん。現場へ足を運ぶと感じられるが、ハロプロは歌やダンスなどステージでのパフォーマンスに力点を置いている印象もあり、また、成長を客席からじかに見届けられるのも魅力の一つだ。その中でも小野田さんは、「成長を見届けたい、見守りたいというアイドルファンの“欲求”にも応えてくれる存在」と彼女たちを注目株に上げる。

2組のせめぎ合いは今後10年楽しめる。こぶしファクトリーとつばきファクトリー

 今年1月に結成が発表されたこぶしファクトリーと、4月に結成が伝えられたつばきファクトリー。ハロプロの育成組織「ハロプロ研修生」からのデビューを果たした、大変革を象徴する2組でもあるが、「両グループを“ニコイチ”でぜひ楽しんでほしい」と小野田さんは語る。

「ハロプロの未来を考えると“永遠に続くライバル物語”となりうる両輪ですね。元来のファンには、Berryz工房と℃-uteが見せてくれたハロプロ流の“大河ドラマ”を感じ取れるような存在です。こぶしファクトリーからは、モーニング娘。結成のきっかけだった“初期ASAYAN”のようなメンバー同士のバチバチとした競争意識も感じられます。対して、一見おしとやかに見えるつばきファクトリーからも“絶対負けない”というライバル心が垣間見えるので、伝統の“巨人対阪神戦”のような、ハロプロでの互いの存在感には注目すべきだと思います」

 2組について「ライバル同士のせめぎ合いを今後10年見届けたい」とも話す小野田さんだが、大きく掲げられたハロプロという看板の中で、グループ同士の成長や競争を見届けられるのもまた、その魅力ともいえる。

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