叩き上げのよう“Juice=Juice”、王道の“カントリー・ガールズ” ―アイドル界の老舗「ハロプロ」が“今面白い理由”【前編】

芸能

2015/9/4

PM・ももちが影で支えつつ“懐かしさ”も漂わせる王道のカントリー・ガールズ

 昨年11月に結成が発表されたものの、今年3月のメジャーデビューを節目として、先の2組と同様に大変革の象徴に位置付けられるカントリー・ガールズ。里田まいをスーパーバイザーに、ももちこと嗣永桃子をPM(プレイング・マネージャー)に据えた同グループは「こぶしファクトリーやつばきファクトリーと、毛色が違う印象もあります」と小野田さんは話す。

「歌やダンスといったパフォーマンスだけではなく、ステージでの立ち振る舞いでは欠かせないMCの場面でも、嗣永さんがPMとしている意味は大きい。きちんと裏方に徹しながら、様々な場面でもメンバーを支えていますね。偉大な先輩がいることで、他のメンバーの刺激にも繋がっている印象です。また、本来は激しいダンスもこなせる実力派のメンバーがいる中、あえて“王道のアイドル”を思わせるパフォーマンスを見せてくれるのも注目ポイントです」

 今年8月に発売されたシングル曲『ためらいサマータイム』には、松田聖子など往年のアイドルの楽曲を手がけた実績を持つ作詞家・三浦徳子を迎えるなど、どこか“昭和”の懐かしさを感じさせてくれるのもグループの魅力。「メンバーそれぞれがどんな個性を発揮してくれるのか楽しみ」と、小野田さんはその今後へと期待も寄せる。

 今年9月2日にはこぶしファクトリーがメジャーデビューを迎えるなど、大変革の先で新たな風を感じずにはいられない。一方、今回話題にのぼったJuice=Juiceを始めとした普遍的な精神を表現するグループやシステムの存在もあるが、後編では、ハロプロの柱ともいえる「ハロプロ研修生」の存在、そして、既存グループの注目ポイントについて小野田さんに引き続き伺っていきたい。

後編「名門校“ハロプロ研修生”の意義と既存グループへの期待」を読む

取材・文・構成=カネコシュウヘイ