恋愛運も高めたい! カレと正反対の“オーラカラー”だったら…? 【後編】

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更新日:2015/9/14

  “スピリチュアル女子大生”として人気を集め、テレビや雑誌で大活躍の占い師CHIE。初の診断本『スピリチュアルCHIEの運命オーラ診断』を上梓した彼女の単独インタビュー後編をお届け! 今回は、占い以外にも、ファッションや普段の生活からハッピーを手に入れる秘訣を話してもらった。

――占いで気になることといえば恋愛運。もしも気になる人と正反対のオーラカラーだった場合、相性はよくないのでしょうか?

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「いえ、全然そんなことはありません。正反対の色は、最初のうちは苦労するかもしれませんが、正反対だからこそお互いにないものを持っていて、いい刺激になるんですよ。この本で相手のオーラカラーがどんな性格か知っておくだけで、トラブルがあったときも対処できますし、いいところを見ることができるようになるはずです。きっと、正反対の人を好きになるときって、刺激がほしかったり、その人から何か学ぶことがあったりするときなんだと思います」

――恋愛に限らず、仕事もプライベートも前向きに楽しむためのアドバイスがあればお願いします。

CHIEさん

「頑張りすぎちゃう人には、“肩の力を抜いてね”って伝えたいです。頑張りすぎなくても、自分の魅力って自然と出るものだと思うんですよね。夢があるとそこに近づくために頑張りすぎちゃって、自分の色を失っている人が多かったりするんですよ。それよりも、自分らしさを大切にすることが、恋愛も仕事も楽しめるコツじゃないかなと思います」

――周りの人が幸せそうだと、自分と比べてしまいますよね。

「他の人と比べる必要はまったくないですよ。色もそうですけど、どの色にもそれぞれ良さがあるように、誰かの真似をするより自分のカラーを大切に持っていてほしいです。私はオーラカラーがアクアマリンなんですけど、同じ色がマツコ・デラックスさんと千原ジュニアさんなんです。お2人ともザ・独身(笑)。私もひとりが好きだし、同じオーラカラーの人がみんなひとりを満喫している人たちばかりだから、恋愛にあまり焦りを感じなくなりました」

――同じオーラカラーの人にシンパシーを感じるように、勘が鋭くない人も直感を信じていいのでしょうか?

「はい、もちろんです。私は“スピリチュアル女子大生”を名乗り始めた頃から他の子よりも勘が働くって言っているんですけど、みんな誰でも勘があると思うんです。それが私は人よりちょっとあるだけで。霊感も0%の人って誰もいなくて、どんなに勘が鈍いねって言われる人でも10%くらいはありますし。日によって見えてくるものも変わるし、自分の直感に従うってことが大事だと思いますよ」

――CHIEさんの言葉と幸せオーラは人を元気にさせる力があると思います。幸せオーラ溢れる人になるための秘訣はありますか?

「幸せオーラだなんて、そんなそんな! 幸せそうってよく言っていただくんですけど、自分そんなに幸せでもないです(笑)。あるとすれば、多分この脱力感じゃないですかね。今、“ゆるブーム”がきていると思っていて。今の芸能界で成功している人って、肩の力を抜いている人たちばかりなんですよ。明石家さんまさんとか、蛭子能収さんとか。あと私、所ジョージさんが大好きで、所さんこそ仕事が趣味のような脱力感があるじゃないですか。そういう方々が人気なのは、そうなりたいって憧れている人が多いからだと思うんですね。だから、誰かの真似をするんじゃなくて、自分は自分なんだって肯定することが、一番ゆるく幸せに生きていく秘訣だなって思います」

――なりたいものと離れているからイライラしたり焦ったりするのかもしれません。

「そうそう。だけどあなたにもいいところがあって、あなたになりたい人もいるんだよ、ってみんなに伝えたい。私も本当はAKB48みたいになりたいですけど、全然違う(笑)。でも、この抜けている感じがいいって言ってもらえるところもあるから、みんなそれぞれ他の人から素敵だって思われる存在なんだって思うんですよね」

――ファッションも個性が光るCHIEさんですが、本日のファッションのポイントは?

「今日は全身、紫色で統一しています。今日は取材で初めてお会いする方が多いので、癒やしや魅力を伝えるパワーを持つ紫を選びました」

――ファッションでも色を意識されているんですね。

「はい、ただの白や黒じゃなくて、色のある服を着るようにしています。内側から心を変えていこうとすると結構しんどいんですけど、外から変えていくのって割りと心を騙せるものなんです。明るい色の服を着るだけで、明るい気持ちになりますしね。今日は会議があるから冷静になれるよう青色の服を着ようとか、人に会うから優しいイメージを与える花柄や紫にしようとか。あとは、今着たいと思う色が、そのときの自分に似合う色だと思います」

――ファッション以外に、人と会うときのジンクスがあれば教えてください。

「誰かと会うときは、いつも笑顔でいるように心がけています。笑顔が一番の開運法で、美容法だと思います。それと、とにかく相手を好き! って思うこと。ちょっとでも相手のことを苦手だなって気持ちがあると全部伝わっちゃいますし、相手も映し鏡で同じように苦手って思うものなんです。好きだな~とかあなたと仲良くなりたいんです~って気持ちで接すれば、どんなに相性が悪い人でもいやな気分にはならないはず。私はひとつひとつの出会いに感謝しています」

――苦手な人を前にすると萎縮しちゃうこともありますが…。

「それは私もあります。緊張しちゃうときもありますけど、そういうときこそ、嫌われてもいいからこっちから好きってとりあえず投げかけてみようと思っています。投げかけてダメだったらダメでいいやって。愛を投げかければ絶対にいやな反応は返ってこないって、私は経験から思います」

――誰にでも好きな気持ちを持てば、前向きにもなれそうですね。

「そうですね。人って似たもの同士が集まりやすいから、自分が前向きでいれば、周りの人も前向きな人が集まってくる気がします。例えば、対人関係が今すごく悪いとか、頼りになる人が誰もいないって人は、自分を見つめ直してちょこっとだけ変えてごらんって思います。そうすると、いい出会いが巡ってくるはずですよ」

――この本は4年後の未来まで占われていますが、CHIEさんがこれから叶えたい夢があれば教えてください。

「毎年1冊、本を出していけたらいいなって思います。というのも私、書くことにとても執着しているというか、書き残していくことが好きなんですよね。もともとこうしてオーラが見えるようになったのも、14歳のときに記憶喪失になったのがキッカケで、今までの思い出がまったくなかった当時、その頃に書いていた日記が出てきたんですよ。読み返して、あ、私ってこういう人間だったんだって知ることができて。何か書くことは、自分が生きた証を残すことだなって思うんです。本を書いていきたいし、その本がより多くの人に伝わるものになれたらうれしいです」

――占い以外に取り上げてみたいテーマはありますか? 例えばファッションとか…。

「わあ、私がファッション語っちゃいます(笑)? そうですね、ファッションも好きだから書いてみたいな。でもその時々で、書いてみたいことが変わっていきそうですよね。もしも結婚したら恋愛のことを書きたいだろうし、子どもが産まれたらオーラ育児本を出しているかもしれない(笑)。でも、何かを作ったり思考を残したりすることが好きだから、本に限らず形のあるものを作っていたいとも思いますね。やりたいことをたくさん見つけて、いつもいろんなことにチャレンジしていきたいです!」

9月25日(金)紀伊国屋サザンシアターでCHIEさんのイベントを開催します!
詳細は こちら★

取材・文=松本まりあ