話題企画『うつヌケ』にAV監督代々木忠登場! 『僕僕先生』シリーズの仁木英之新連載も読める『文芸カドカワ』10月号

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/17

文芸カドカワ

 小説は、魂のメシである。ミステリ、サスペンス、SF、ホラーなど、日常を離れ、物語の世界へ羽ばたくことのできる小説。イキのいい才能が登場する読み切り小説、映像作品コミカライズ、エッセイなど、気になる作品を多数掲載する『文芸カドカワ』10月号が、2015年9月10日(木)に配信となった。

<今月号のイチオシラインナップ>

文芸カドカワ

『立川しのびより』 仁木英之(新連載)
ブラック企業をリストラされた青年は、借金のカタに婿入りすることになるがその家はなんと…! キリストもブッダも住んでいると噂のあの街で繰り広げられる現代忍者コメディ新連載。

advertisement

(著者より)
アメリカで総合格闘技団体UFCが始まった時、そこには様々な武術が参戦していました。その中に「戸隠流忍術」使い手のアメリカ人がいたことに衝撃を受けた私(長野在住)は急いで戸隠山に登ったものであります。忍者おるんか? おるなら出てきて、俺に最強の忍術を教えてくれ! しかし北信五岳の風は忍びが通る獣道を吹き過ぎていくのみでありました。二十一世紀の立川、現代に忍ぶ者たちが新たな忍者伝説を築きます。『立川しのびより』お楽しみ下さい!

文芸カドカワ

『うつヌケ ~うつトンネルを抜けた人たち~』田中圭一(コミック連載)
ネットで話題席巻のうつ病脱出コミック。今回は、日本の性愛を変えた革命者・AV監督の代々木忠が登場!

(著者より)
私、ずっと前から代々木監督のAVやら著書に深く心酔しておりました! 「愛と心のあるセックス」というテーマを常に探求する代々木監督がなぜうつ病に罹り、どう脱出したのか、まさに興味津々でした。しかし、そこには思いもよらない要因があったのです。今回はいつもの『うつヌケ』とは別の切り口で「心の闇」を描写しました! 是非とも読んでください!

文芸カドカワ

『バベル九朔』 万城目学(連載)
ついにすべての元凶、祖父の“大九朔”が登場。小説家志望の九朔くんが執筆に戻る日は来るのか?

(著者より)
こんなはずじゃなかった。連載とは、この言葉の繰り返しであります。それは物語の主人公九朔くんの心の声でもあり、著者の心の叫びでもあります。思ったとおりに進むこと、進まないこと。人生山あり、谷あり、モハメド・アリ。終点目指し、毎月締め切りとクリンチ合戦が続きます。

<その他のラインナップ>
●『バケモノの子』細田守&浅井蓮次
劇場アニメ大ヒット&NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも話題の作品を100%コミカライズ!

●『名もなき風たち』はらだみずき
華やかなプレイの陰にある、サッカーのもうひとつの姿を遼介は見た……。

●『AV監督にとって少女マンガとは何か』二村ヒトシ
80年代“リア充系少女マンガ”の代表作『ホットロード』を徹底解析する。

●『落語研究会ただいま女子部員募集中』桃月庵白酒
ウカツでウッカリしたボンクラのエリートたちが、現実をどんどん不条理に塗り替える! 落語屈指の名作『粗忽長屋』を語ろう。

<今月の執筆陣>
赤川次郎・浅生鴨・小林泰三・田中圭一・津原泰水・桃月庵白酒・仁木英之・二村ヒトシ・はらだみずき・細田守&浅井蓮次・万城目学・山本弘・夢枕獏

■『文芸カドカワ』10月号
著:角川書店
配信日:2015年9月10日(木)
価格:450円(税込)
出版社:KADOKAWA