蜷川実花が“春画”をテーマに壇蜜を撮り下ろし! “女子のための”春画特集『美術手帖』10月号

エンタメ

2015/9/18

    美術手帖

 いま、“春画”が熱い。2013年には、初めて“春画”だけの展覧会が大英博物館で開催され人気を博し、とくに女性が数多く集まったことでも話題となった。さらに2015年9月19日(土)からは、東京で「春画展」の開催が決定。国内で本物の春画が並ぶ展覧会が美術館で開かれるのは初となる。

 9月17日(木)に発売された『美術手帖』10月号では、「女子のための入門!春画」特集が組まれている。巻頭では、“春画”をテーマに蜷川実花が壇蜜を撮り下ろし。さらに、辛酸なめ子、峰なゆか、ろくでなし子が参加する「オトナ女子の春画講座」では、「エロとダジャレ的な笑いを結びつける感覚」や「性的興奮のためというより、自然に笑えてしまう」といった春画のユーモラスな点を3人が自由な発想で次々と指摘。春画を見ていると、「平和な気分」になったり、「大らかさやめでたさへの感覚はいまの日本を活性化させるのに必要!」といった意見も飛び出し、新たな春画の見方を提案している。

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 「エロに笑いを見出す」日本独自のセンスは、編集者・都築響一も指摘するところ。同氏のインタビューでは、春画からAV、劇画など現代のエロ文化まで「世の中のいろいろなものを平等な視点で見ることができれば、それだけ楽しいことが広がる」との意見も上げるなどアツい“春画”考察が飛び出す。

 ほかにも、現代の画家である会田誠・山本タカト・木村了子3作家による鼎談、春画展必見の名品セレクションや、原寸大豆判なども収録。「自分ならどんなふうに春画を楽しもう?」「どんな発見ができるだろう?」と、自分なりに春画の面白さを見つけたいという思いが、ふつふつと湧いてくるような特集となっている。

<特集内容>
・SPECIAL PHOTO SESSION 蜷川実花×壇蜜
・これだけは見ておきたい!「SHUNGA 春画展」名品セレクション
・オトナ女子の春画講座:辛酸なめ子×峰なゆか×ろくでなし子
・会田誠×山本タカト×木村了子「現代美術における性表現とタブー」
・都築響一インタビュー「春画から読み解く、ニッポンのエロスの行方」
・美術史家・木下直之が語る、性表現をめぐる規制はどう変わったか?
・アーティストが選ぶマイベスト春画:蔡國強・横尾忠則・タカノ綾
・Q&Aで解説! 春画を楽しむための基礎知識
・海外の春画研究者・アンドリュー・ガーストルに聞く、江戸時代の女性像とは?
・春画コレクター・浦上満に聞く、春画の買い方、楽しみ方
・綴じ込み付録:原寸大豆判/展覧会・イベント情報

美術手帖

■『美術手帖』10月号
編集:美術手帖編集部
発売日:2015年9月17日(木)
価格:1,600円(+税)
発行:美術出版社