既存の遊女モノとは「何かが違う」 遊里をたくましく生きた少女の物語

文芸・カルチャー

2015/9/20

『滔々と紅』(志坂圭/ディスカヴァー・トゥエンティワン) 「吉原の遊女が主人公か~。題材がありきたりなんだよね。もう出尽くしてるっていうか。それで新人賞とか、よく受賞できたな~」というのが、読む前の率直な感想である。 読後、この小説をなめていた自分を、過去に戻って殴りたくなった。 既存の遊女モノとは「何かが違う」。そ... 続きを読む