『ブラックジャックによろしく』の佐藤秀峰描き下ろし! アニメで知る移植医療「ヒーロー~つながるいのち~」公開

マンガ

公開日:2015/10/5


 日本移植学会が移植医療についての認識を広めるため、アニメで知る移植医療「ヒーロー~つながるいのち~」を公開した。アニメのベースとなるマンガを描いたのは、『ブラックジャックによろしく』の作者、佐藤秀峰だ。これまでも移植医療について描いてきた佐藤秀峰とのコラボレーションにより制作された同アニメは、臓器提供について家族で考えるきっかけになるかもしれない。
⇒アニメで知る移植医療「ヒーロー~つながるいのち~」

<ストーリー>
小学生のタケオが、心臓病で倒れた同級生の姿に直面し、“移植をしないと失われてしまう命”があることを初めて知る。脳死とは、ドナーとは、臓器提供とは…? 自分には一体何ができるのか?



 臓器移植とは、病気や事故により臓器の機能が低下し、移植を必要とする人と、死後に臓器を提供してもよいという人を結ぶ医療のこと。臓器移植を行うためには、第三者臓器の提供が不可欠だが、日本では理解が浸透していないのが現状だ。また、臓器提供の少なさから移植医療が進んでおらず、生きたドナーに大きな負荷がかかる生体移植に頼らざるを得ない現実がある。

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 同作で移植医療への理解を小中学校から深めていき、臓器提供について考えたり、家族と話して意思決定したりするきっかけとなることを願いたい。

アニメで知る移植医療「ヒーロー~つながるいのち~」
企画:日本移植学会
漫画:佐藤秀峰
⇒「日本移植学会」公式サイト