「最後の漫才の部分は特に、泣いて読めないかもしれないなと思いました」又吉直樹の『火花』を堤真一が朗読!

文芸・カルチャー

2015/10/7

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 売れないお笑い芸人と、天才的な先輩芸人との交流や葛藤、そして狂おしいまでの芸人としての生きざまを描ききり、芥川賞を受賞した又吉直樹の『火花』。多くのメディアに取り上げられ注目を集めた同作が、朗読CDとなって2015年11月11日(水)に発売される。

 自分の道を模索する芸人の、リアルな息遣いを心で感じることができる作品を朗読するのは、俳優・堤真一。

僕、本はあまり読まないんですけど、芥川賞とか直木賞の受賞作品は読むようにしていて。ただ、探しててこんなに手に入らないのは初めてで、すごいなと思っていたところに話を頂いたので、是非やりたいと思いました。最後の漫才の部分は特に、泣いて読めないかもしれないなと思いました。でも監督には、楽しんでください、と言われたので、楽しんでやるようにしました。堤真一

僕はやっぱり映画などで堤さんを観ていて、鬼気迫るというか重厚感のあるという意味での怖さを感じるんです。『火花』の中の2人も切羽詰まってますし、切実やし。表層じゃないというか性根にある“ヘタなこと言うたら怒られるな”ということを感じさせてくれる、僕が怖いと思う人に(お願いしたかったんです)。徳永って真剣に物事を考えている人なんで、(地の文を読んでいる時の)堤さんの切実な声のときにすごく面白みを感じます。又吉直樹

 全篇ノーカットで、約4時間20分の朗読がディスク4枚に収録されている。書店でも購入できるので、普段は本を読まないという人も、堤の切実な声を楽しみながら、リアルな『火花』の世界を堪能しよう。

■『火花』朗読CD
原作:又吉直樹
朗読:堤真一
発売日:2015年11月11日(水)
価格:2,800円(+税)※買切り商品
発行:よしもとアール・アンド・シー
発売:文藝春秋
商品形態:CD
仕様:4枚組CD(アマレーケース)

■『火花
著:又吉直樹
発売日:2015年3月11日
価格:1,296円(税込)
出版社:文藝春秋