各社が考える「アニメーションの海外戦略」とは? アニメビジネス誌『アニメビジエンス』第9号発売

マンガ

公開日:2015/10/13

    (C)タツノコプロ

 “クールジャパン”の代名詞として語られながらも、産業としての規模や将来性について語られることの少ないアニメ。そんなアニメを“ビジネス”視点で捉え、“科学(サイエンス)する”ことを目的に掲げる業界唯一のアニメビジネス誌『アニメビジエンス』第9号が2015年10月14日(水)に発売される。

 「魔法の天使 クリィミーマミ」をはじめ、数多くのアニメのキャラクターデザインで知られる高田明美が描く、ガッチャマンが表紙を飾る『アニメビジエンス』。特集するのは、「アニメの海外戦略」だ。

 日本の文化・商品の海外伝播において、非常に重要な役割を果たしているアニメ。配信事業者の相次ぐ登場と競争の激化を感じる今、各社が考えるアニメーションの海外戦略を掘り下げていく。

advertisement

●特集内容

「世界配信」は日本のアニメ業界を救うのか?
Crunchyroll、Netflix 海外巨大資本の思惑

マーケットインの発想で現地ニーズを直接汲む
アニプレックスと講談社の海外戦略

海外向け配信の先に見据えるもの
新生DAISUKI.netの目指すエコシステムとは?

アニメ、再び世界へ
鍵を握るウィンドウ戦略 モンスト、Amazonプライムビデオの衝撃

森祐治“特別寄稿”
優位を失いつつある「アニメ」に近い将来起こりうるシナリオ

 また、KADOKAWAの井上伸一郎がインタビュアーを務めるクリエイターズVOICEでは、「イヴの時間」や「サカサマのパテマ」が国内外で話題を集めた、注目のアニメーション監督・吉浦康裕が語るほか、「機動戦士ガンダム」シリーズに代表される、サンライズの宮河恭夫代表取締役社長が“質量”のある話を披露。そのほか、弁護士の福井健策、MAPPA代表の丸山正雄、読売テレビプロデューサーの諏訪道彦らの連載、そしてアニメコンテンツマーケティングプランナー武者慶佑の連載が開始される。

■『アニメビジエンス』第9号
価格:1,851円(税込)
発売日:2015年10月14日(水)
出版社:ジェンコ
販売:とらのあな・アニメイト ※一部店舗
オンライン販売:キャラアニ.com、amazon.co.jp