新刊発売『弱虫ペダル』、実写版を観たらマンガも読み返したい『るろうに剣心』【コミック・コンテンツ偏差値ランキング】

マンガ

公開日:2015/11/12

 本記事では、11月2日(月)〜11月8日(日)のツイート数から1週間単位のコンテンツ偏差値を指標として算出、ランキング上位10位を発表する。

11月2日(月)〜11月8日(日)

順位:タイトル その週の偏差値(前週比較の増減)
1位:弱虫ペダル 76.48(+27.97)
2位:テンカウント 74.55(-10.40)
3位:ハイキュー!! 64.36(-2.02)
4位:るろうに剣心 56.69(New!)
5位:バクマン。 52.49(-1.78)
6位:俺物語!! 49.27(-2.69)
7位:ニセコイ 48.09(New!)
8位:ジョジョの奇妙な冒険 47.99(-10.70)
9位:監獄学園-プリズンスクール- 46.90(+1.45)
10位:僕のヒーローアカデミア 46.85(New!)

    偏差値ランキング
    11月2日(月)〜11月8日(日)のコンテンツ偏差値1日推移グラフ

 偶然だと思うが、上位の推移は前回のグラフとそっくりな形になった。前半は2位『テンカウント』が前週の新刊発売他の勢いから上位にきていたが、11月6日に『るろうに剣心』と『弱虫ペダル』が上昇し始めたところで入れ替わった。

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 4位『るろうに剣心』は、佐藤健・武井咲らが主演する実写版が11月6日の「金曜ロードSHOW!」にて放送されたことで話題となったようだ。シリーズ3部作3週連続放送の最終夜だったこの日、Twitterで感想をつぶやく視聴者も多かったようだ。瞬間最大風速的な伸びを記録した結果、週を通してもランクインした。

 『るろうに剣心』は1994年から週刊少年ジャンプで連載された漫画。20年経っている今もファンは多く、実写版を観たことをきっかけに改めて原作を読み返したくなったという人もいる。記者もその一人だ。

 そして1位『弱虫ペダル』、こちらは最新刊の42巻が11月6日に発売となり話題に上ってきた。不覚にも発売日をチェックしていなかったので記者は予想できていなかったが、当然の結果といえる。おそらく、次回のランキングでは少なくとも週前半はこの勢いが持続して、またグラフの形が似通ってくるのではないかと思われる。あるいは、他に人気作の新刊発売や話題となるような情報が出てこなければ、『弱ペダ』がしばらく高い順位を維持するかもしれない。

 次回は、少なくとも記者がチェックしているタイトルの新刊発売予定はないようだが、『るろうに剣心』のようにマルチメディア展開の影響で伸びてくるものもあるだろう。引き続き分析結果に注視していきたい。

文=コミュコム編集部 羽

集計対象:タイトルを含むツイートより算出
集計期間:11/2 AM4:00 〜 11/8 AM3:59
集計範囲:角川アスキー総合研究所が独自に定義したエンタメ関連全量ツイート
※本ランキング結果は2015/4/1に発表した「Twitterのトレンド視覚化技術」を利用しています。
本技術に関するリリース「次世代エンタテインメントガイドに向けた Twitterのトレンド視覚化技術を発表」

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