あのヨックモックのお菓子「シガール」が家庭で簡単に作れる! 初心者も安心のレシピを大公開!【3品作ってみた】

食・料理

2015/11/15


『ヨックモックが教えるクッキーレシピ』(世界文化社)

 デパ地下の人気ゾーンといえば、スイーツ店が並ぶエリア。中でも、ラングドシャーを葉巻状に巻いた「シガール」が人気の「ヨックモック」は、長年、多くの人々に愛され続けているスイーツ店ではないでしょうか。そんなヨックモックが、46周年を迎えて初めてレシピ本『ヨックモックが教えるクッキーレシピ』(世界文化社)を発売。「菓子には、人を笑顔にする不思議な力がある。だからこそ、たくさんの人においしいお菓子を届けたい」という創業者の想いを受け継ぎ、家庭でも簡単にお店の味を再現できるように考案されたレシピが、たくさん紹介されています。また、よりお店の味に近づけるために、バターの戻し方や粉のふるい方、生地作りの際のポイントなど、写真付きで細かく丁寧に解説されているので、お菓子作り初心者でも安心して挑戦することができる内容になっています。今回は、この中から定番のクッキー3品を実際に作ってみました。

シガレット(P.17)


 ボウルに常温に戻して柔らかくしたバターを入れ、泡立て器で混ぜたところに、ふるった粉糖を加えてムラなく混ぜます。さらに、卵白、薄力粉とアーモンドパウダーを合わせたものを順に加えて、全体を均一に混ぜたら生地が完成。オーブンペーパーに型を置き、そこに生地を厚みが均一になるように広げて、170度に予熱しておいたオーブンで7分ほど焼きます。焼き上がった熱い生地を1枚ずつ菜箸などに巻き付け、上から重しをして冷ませば完成です。

 いつもお店でシガールを見る度に、これはどうやって作られているのだろうと思っていたんですが、今回作ってみたことで、売られているものと近い形ができて感激しました。しかも味も、かなり本物に近い、バターたっぷりのリッチな甘さで、サクッとした食感も再現できました。

紅茶シガレット(P.20)


 こちらは1で紹介したプレーンの生地に、めん棒などで細かく砕いた紅茶の葉を混ぜたもので、作り方はプレーンと同じです。

 実は意外と知られていない「シガール」の味違い。紅茶とカフェオレの2つの味があるそうですが、現在は紅茶だけが販売されているとのこと。ということで、今回は紅茶味にもトライしてみました。紅茶の葉をたっぷり混ぜ込んでいることで、より香りが豊かで、大人向きの味になりました。

チュイール(P.67)


 ボウルにグラニュー糖、すりおろしたオレンジの皮を入れて、混ぜ合わせておきます。そこに薄力粉、卵、プレーンヨーグルト、オレンジジュース、溶かしたバターを加えて、その都度均一に混ぜます。これにラップをかけて冷蔵庫で1時間ほど休ませたあと、アーモンドスライスを加えて生地の完成です。この生地をオーブンペーパーの上に楕円形に並べ、160度に予熱しておいたオーブンで8分ほど焼きます。焼き上がったものをめん棒に貼りつけて冷まし、カーブがつけば完成です。

 カーブした形からチュイール(=屋根瓦)と呼ばれるようになったこのクッキーも、お店の定番スイーツです。アーモンドの香ばしさと爽やかなオレンジの味が特徴的で、この薄さならではのパリっとした食感もたまりません。1枚食べると、手が止まらずヤミツキになる美味しさで、子供も大喜びの1品でした。

オシャレな包装の仕方まで伝授! お店をより身近に感じる1冊です
本書では家庭でのお店のお菓子の再現率を高めるために、生地抜き取り用の型紙がついていたり、作ったお菓子をよりオシャレにデコレーションするために、いくつかの包装の仕方が紹介されたりしています。これにより、家でも作ってみようという気持ちを高めるとともに、なんとなく、今まで少し遠い存在に感じていたヨックモックというお店の存在自体に親近感が湧きました。また、自分で作った味を確かめるために、再度お店の本物を味わいたくなりますよ。ぜひ両方の味を楽しんでみて下さい。

文=JUNKO