スヌーピーと一緒にほっこり♪ 可愛いウッドトレイ&スイーツで、おうちカフェを楽しもう!【スコーン、クッキー、ドーナッツ】

食・料理

更新日:2020/8/2


『SNOOPYのカフェスイーツBOOK』(レタスクラブMOOK、KADOKAWA/角川マガジンズ)

 1950年10月にアメリカの新聞で連載が始まって、今年で生誕65周年を迎える「ピーナッツ」。その中でも、メインキャラクターである、犬のスヌーピーは、今では世界中で愛される存在になっていますよね。そんなスヌーピーが大活躍する3D映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』が12月から公開されたり、中目黒にピーナッツの世界観をコンセプトにした「ピーナッツカフェ」がオープンし、今は予約で1ヶ月待ちとか…。とにかく、いろいろなところで盛り上がりを見せているスヌーピーですが、書店でも見つけました!『SNOOPYのカフェスイーツBOOK』(レタスクラブMOOK、KADOKAWA/角川マガジンズ)には、お茶の時間が楽しくなる簡単で美味しいスイーツレシピだけでなく、1冊に1個可愛いスヌーピーとウッドストックの絵が描かれた「スヌーピーのウッドカフェトレイ」がついてきて、よりカフェタイムを盛り上げてくれること間違いなしです。しかも、誌面中のいたるところにもピーナッツの仲間のイラストが描かれているので、ファンにはたまりません。今回は、この中から手軽に作れて美味しいスイーツ3品を作ってみました。

紅茶のフライパンスコーン(P.4)


 ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れて混ぜ、さらにバターを加えて、指でバターをつぶしながら粉と合わせます。そこに、別のボウルで卵、牛乳、紅茶の茶葉を混ぜ合わせておいたものを加え、粉っぽさが少し残る程度まで混ぜます。これを6つに分けて1.5cm厚さの円形にし、弱火で温めたフライパンにのせ、ふたをして両面を各15分ずつほど焼けば完成。お好みではちみつなどを添えても。

 こちらは、フライパンで作る簡単スイーツのひとつです。表面はサクッ、中はフワッとした食感で、とても優しい甘さです。また、噛んだ瞬間に紅茶の香りがふわ〜っと広がって、とってもリッチな気分になれました。これはぜひ、温かい紅茶と一緒に楽しみたい!

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サクサクセサミクッキー(P.12)


 電子レンジで温めて柔らかくしたバターをゴムベラでよく練り、砂糖、塩、すりごまを加えて混ぜます。そこに、ふるっておいた薄力粉を加えてさらに混ぜたら、天板に敷いたクッキングシートの上に、直径5cmほどの円形に広げます。その円形の中心にいりごまをのせたら、170度に予熱しておいたオーブンで12分ほど焼けば「サクサクセサミクッキー」の完成。

 こちらはオーブンを使って作る簡単スイーツのひとつです。オーブンで焼いている時から、クッキーが焼ける良い匂いが部屋中に広がって、出来上がりが待ち遠しくなるくらいでした。食べてみると、たっぷりのバターとごまを使ったことから、かなりサクサク。そして、噛んだ瞬間、こちらはごまの香ばしい香りがして、美味しい!思わず次から次へと手が伸びてしまいました。しっかりした味なので、ブラックコーヒーとか合いそう。

きな粉シュガーの豆乳ドーナッツ(P.22)


 ボウルに溶き卵、砂糖、塩、豆乳を加えて混ぜます。そこに、薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるったものを加えて手早く混ぜ合わせます。170度に熱した揚げ油の中に、スプーンで丸めた生地を落とし入れて3分ほど揚げます。最後にきな粉と砂糖を混ぜたものをまぶせば完成。

 こちらは、和風ほっこりスイーツのひとつです。確かに、豆乳、きな粉を使うことで、いつものドーナッツよりも軽い食感&味わいで、あっさり頂けました。なんとなく、“和風”というだけで、体に良さそうな気もしますよね。コーヒー、紅茶ももちろん合いますが、渋めの緑茶とも相性バッチリです。

スヌーピーと一緒にほっこりしたひとときを
 自分自身、今までフルーツはヨーグルトなどと一緒に食べることはあっても、野菜や、ましてやごはんなどと合わせたことは一度もありませんでした。なぜなら、あのフルーツの甘さが料理と合うとは思わなかったから。でも、今回作ってみたことで、そのまま食べても美味しいフルーツですが、料理に使うことでそれだけが主張することなく、他の食材ともバランスよく馴染んでいて美味しかったので、今まで抱いていた概念を良い意味で打ち砕かれて、どんどん料理にも使っていこうと思えました。野菜などでは摂れない栄養素を多く含んでいるフルーツもたくさんあるので、ぜひ積極的にいろいろな場面で活用していきたいですね。

文=JUNKO