「爆買い」「トリプルスリー」流行語のとなりに並んでいる「ことば」とは?

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公開日:2015/12/2


 その年の1年の間に発生した、さまざまな「ことば」のなかから、世相を衝いた表現とニュアンスで、大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶ「新語・流行語大賞」。2015年12月1日(火)に発表された「2015 ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンおよび大賞の「ことば」をさっそく紹介しよう。

<年間大賞>
「爆買い」 羅怡文(ラオックス株式会社 代表取締役 社長)
「トリプルスリー」 柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)、山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)

<トップテン>
「アベ政治を許さない」 澤地久枝(作家)
「安心して下さい、穿いてますよ。」 とにかく明るい安村(お笑い芸人)
「一億総活躍社会」 安倍晋三(内閣総理大臣)
「エンブレム」 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
「五郎丸(ポーズ)」 五郎丸歩(ラグビー日本代表【ヤマハ発動機ジュビロ所属】)
「SEALDs」 奥田愛基(SEALDsメンバー)
「ドローン」 野波健蔵(千葉大学 大学院工学研究科・工学部 特別教授)
「まいにち、修造!」 松岡修造(プロテニスプレーヤー)

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 ノミネートされた「ことば」は11月に発売になった『現代用語の基礎知識2016』に全て収められている。わからない言葉や、話題のニュースなどはインターネットで検索しがちだ。その手軽さはもちろん嬉しいし便利だが、「本」という形にまとまっていると、また違った発見があるはず。よく言われるのは「知りたい語句のとなりの項目が自然に目に入り、意図せず知識が広がる」といった意見だ。まさに『現代用語の基礎知識』ではそれが当てはまる。外交、防衛、労働、女子、若者、ゲームなど、118のジャンルごとに編集されているので、「知りたい語句のとなり」には関連が深い項目が並んでいる。はたして今年の「新語・流行語大賞」に選ばれた「ことば」の隣には何が並んでいるのか、手にとって確かめて見て欲しい。


■『現代用語の基礎知識2016
価格:2,900円(+税)
発売日:2015年11月11日(水)
出版社:自由国民社

1948年創刊。用語解説を通して、注目の事象、流行現象の本質が読める。外交、防衛、労働、農林、原子力から地震・火山、建築、女子、若者、ゲームまで。118のジャンルから現代社会の“いま”を捉える日本でたったひとつの新語・新知識年鑑。