実物大ダース・ベイダーが我が家に! ヨーダのシワの秘密も公開! キャラの秘密をじっくり観察

映画

2015/12/30

 ヨーダ、ダース・ヴェイダー、チューバッカ…。『スター・ウォーズ』の個性たっぷりのキャラクター陣に実際に会ったら、一体どれくらいの大きさなんだろう?『スター・ウォーズ』を観たら、きっとそんな妄想に浸りたくなるはず。『ほんとのおおきさスター・ウォーズ』(久保卓哉:著、京田クリエーション:デザイン/学研プラス)は、その妄想を現実にしてくれる驚きの1冊。シリーズおなじみのキャラクターを、実物大写真を使って解説してくれるのだ。

 本書は、動物園や水族館の動物を実物大の写真で紹介する図鑑「ほんとのおおきさシリーズ」から生まれたもの。普段は止まった状態をじっくりと観察することのできない生き物を、実物大のありのままの姿として見られるとして、「子どもはもちろん、大人も見入ってしまう」と人気を博しているシリーズだ。

 ページを開くや、ドドンと現れる『スター・ウォーズ』のキャラクター写真にワクワクが止まらない!さらには各キャラのプロフィールや写真で振り返る名シーン、“Behind the scenes”として舞台裏のヒストリーも添えられており、トリビアを仕入れるのにも一役買ってくれそうだ。

 ヨーダのページを開いてみると、シワシワの顔ながら眼光の鋭いヨーダがこちらをキリッと見つめている。差し出された左手には、思わず手を重ねてみたくなること請け合い。女性と同じか、少しそれより小さいくらいか。また、“Behind the scenes”ではヨーダのシワの秘密を公開。造形担当のスチュワート・フリーボーンは、ヨーダに聡明さを加えるためにアルバート・アインシュタインの顔を参考にし、アインシュタインのシワを忠実に再現したのだとか。「頭がいい奴」という印象がインプットされるには、こんな工夫がなされていたのだ。

(c)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.

 ダース・ベイダーの迫力は、実物大で見ると興奮必至。漂うカリスマオーラにしびれるほどだ。マスクやベルトを分解した状態も掲載されており、ダース・ベイダーの秘密を内部からのぞけるのもうれしい。デザインチームは、この暗黒卿が機械でなく人間であることを強調するために、マスクを意図的に左右非対称に造形しているそう。その結果、見る角度によって表情が変わるという、かつてないマスク・キャラクターが完成したのだ。

(c)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.

 もちろんR2-D2、C-3POの人気コンビも登場する。R2-D2の頭部にある視覚センサーやその下にあるデータ・カード用のスリット、グリップアームも細部まで観察することができる上、C-3POに至っては、外装をはがしたお顔も披露。R2-D2、C-3POが辿ったサーガの歴史も、写真とともに振り返っている。

(c)& TM 2015 Lucasfilm Ltd.

 最新作『スター・ウォーズ フォースの覚醒』で、ハリソン・フォード演じるハン・ソロとともに現れてファンを大いに喜ばせているチューバッカのページも。毛むくじゃらの顔に、ブルーのきれいな瞳が特徴のチューバッカ。実物大写真でみると鼻の湿り気や、鋭い犬歯も確認可能だ。スタッフがどれほどの工夫と労力、愛情をかけてキャラを生み出してきたのかがひしひしと伝わる本書。キャラをより身近に感じるとともに、ぜひ『スター・ウォーズ』の人気の秘訣に触れてみてほしい。

文=成田おり枝