物とこだわりを手放せばすっきりとシンプルに暮らせる―禅に学ぶくらしの整え方

生活

2016/1/17


 『禅に学ぶくらしの整え方』が2016年1月16日(土)に刊行された。同書では、著者でもある「禅」の僧侶・吉村昇洋が「心のもやが晴れるそうじと片づけ」を教えてくれる。

「ものとこだわりを手放せばすっきりとシンプルにくらせます」
禅寺の修業で重視されているのが、「そうじ・片づけ」と「料理」。いずれも私たちのくらしに欠かせないものだ。同書では、禅の考え方をもとに、まずは“自分の心の問題”と向き合うことで生活の基本を見直すことを提案。


 さらに、実践することで“心が整い、もっとくらしが豊かになる”そうじの仕方や物の減らし方、毎日の料理への取り組み方などを明快かつ優しい語り口で伝えてくれる。吉村は、広島の自坊で精進料理教室を開くかたわら、広島市内の病院で臨床心理士としても活躍。そんな吉村の言葉が私達の心に響く。


Q. 趣味に合わないいただきものに困っています。きっぱり断ると角が立ちそうで…。
A. 相手に気を使うのは、あなたが優しい人だからでしょう。(中略)いただいたものは、いただいた側がどうしようが勝手で、それを気に病むことはありません。(中略)相手は自分があげたものを使ってくれていると、安心するわけですが、それは相手の執着です。相手の執着を引き受ける必要はなく、それは相手の問題であって、あなたの問題ではありません。(第3章「そうじと片づけQ&A」より)

<内容>
・第1章 禅式そうじで住まいと心を磨く
「とりあえず、やってみる」姿勢が大事/ぞうきんがけで部屋の隅々まできれいに/ほうきはそうじを手軽にする道具です/ものに「優先順位」をつけてみましょう 他

・第2章 キッチンは心と身体を整える場所
禅では食事にしっかり向き合います/八屋山普門寺の作業しやすいキッチン/おすすめの調理道具・調味料 他

・第3章 そうじと片づけQ&A
家族がものを出しっぱなしにする/そうじや片づけのやる気が出ない/親がたくさんあるものを捨てられない 他

・第4章 心が整う禅の教え
くらしが整う禅語/お坊さんから学ぶ、自分との向き合い方/坐禅ワークの基本

■『禅に学ぶくらしの整え方
著:吉村昇洋
価格:1,389円(+税)
発売日:2016年1月16日(土)
出版社:オレンジページ

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吉村昇洋(よしむら しょうよう)
曹洞宗八屋山普門寺副住職、臨床心理士、相愛大学非常勤講師。曹洞宗大本山永平寺での2年2カ月間の修行生活後、広島の自坊に戻る。禅仏教や臨床心理学、精進料理、仏教マンガに関する講師、執筆活動を積極的に行い、NHK Eテレ「趣味Do楽」「いただきます お寺のごはん」やNHK総合「助けて! きわめびと」の講師としても人気を博す。著書に『心が疲れたらお粥を食べなさい』、『週末禅僧ごはん』など。