ゾンビが抱く未練は「死ぬ前にエッチしてみたかった」

マンガ・アニメ

2011/9/5

「死ぬ前に一度くらい、女の子とエッチをしてみたかった!」という強い未練を糧に死の淵から蘇った主人公と、そんな彼を呼び戻した屍霊術師の美少女が、嬉し恥ずかし共同生活!
  
そんなハイテンションラブコメ『シロクロネクロ』(電撃文庫)で「電撃小説大賞」に選ばれたのが多宇部貞人さん。
  
「構想では、死によって道半ばに断たれた思いを他の人間が受け継ぐという内容だったんですが、タナトスをエロスで笑い飛ばす道を選んでしまいました(笑)」と語る。
  
美少女との同居というラブコメの開幕から、未練がなくなると成仏してしまうため妄想以上に進めない悶絶と切ない想い、このギャップが読者を物語に引きこむ。
  
意外な題材を笑いに変え、人を驚かせるセンス。エンターテインメントとは何かを知る期待の新人作家の誕生である。
  
(ダ・ヴィンチ4月号「注目の新進作家」より)