残業後でもラクラク自炊!プロの料理家27人が考えた「365日分」のレシピだから美味しい

食・料理

公開日:2016/2/1


『帰ってから作れる小さなおかず365レシピ』(オレンジページ)

 忙しかった仕事終わりの電車の中で、今晩のおかずどうしよう…美味しいものを食べたいけれど、疲れているから手の込んだ物を作るのは面倒くさい。そんな悩める人々を応援する「帰ってから作れるシリーズ」の第2弾『帰ってから作れる小さなおかず365レシピ』(オレンジページ)が発売になりました。これは好評だった第1弾に引き続き、27人のプロの料理家が「野菜1種類だけで作る」「火を使わずにできる」など、疲れた後に作るおかずとしては嬉しすぎるポイントにこだわって考えた365レシピが紹介されています。365ってことは、1年分の数なので、これさえあれば1年中悩まずに済みそうですね。今回はこの中から、野菜1種類で作れるあえもの、汁物など3品を実際に作ってみました。

1、たたききゅうりのねぎ塩あえ(P.15)

 きゅうりをめん棒でたたいて食べやすい大きさにさきます。ボールにねぎのみじん切り、ごま油、酢、塩こしょうを入れて混ぜ合わせ、そこにきゅうりを加えて合えれば完成です。

 こちらは、火を使わず1種類の野菜でできる直球レシピのひとつです。前からねぎのみじん切りを準備しておけば、包丁だって使わずに、たった4分で作れてしまいます。たたいたきゅうりにあえごろもの味がしっかりしみ込んで、一口食べると箸が止まりません。おつまみにもぴったり。

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2、しめじの洋風かきたま汁(P.45)

 鍋にバターを入れて溶かし、しめじをさっと炒めます。そこに、スープの素、白ワイン、水を加えて煮ます。最後に溶き卵を流し入れてふんわり固まったら火を止めて、粗びき黒こしょうをふれば完成です。

 こちらはしめじを使った包丁いらずの簡単スピードスープです。調理時間たったの9分で、アツアツのスープが楽しめます。しめじをバターで炒めたことでスープ全体にコクが出て、そこにふんわり卵がとけ込み、とっても優しい味になりました。寒い朝にも嬉しい一杯です。

3、キャベツとのりのあえもの(P.62)

 一口大にちぎったキャベツを耐熱皿に入れて、電子レンジで加熱します。ボールにキャベツ、ごま油、しょうゆ、塩こしょうを入れてよく合えます。最後に小さくちぎった焼きのりを加えて混ぜれば完成です。

 こちらは加えるだけで味のポイントになるお助け食材「焼きのり」を使ったスピードレシピです。のりが入ることで食べた瞬間、香ばしさが口に広がり、キャベツがもりもり食べられます。少しだけ残って使い道に困っていたキャベツも、十分立派なおかずになりました。

 

やっぱり家で作った料理が1番美味しい!
疲れて帰った日は、夕食を作る気力もなく、外食やお店で買ってきたものを食べるという人も多いと思います。もちろんそれはそれで美味しいのですが、やっぱり家で作った料理って、血が通っている感じがして、一番美味しく感じませんか? たった1品でも良いので、ぜひ何かおかずを作ってみて下さい。きっと明日への活力に繋がりますよ。

文=JUNKO