「通いたい」「生きる希望ができたわ」 初展覧会「美少女戦士セーラームーン展」にファン歓喜!

マンガ

公開日:2016/2/1

    (C)Naoko Takeuchi

 1990年代、一世を風靡した大人気マンガ『美少女戦士セーラームーン』。連載終了から19年が経ち、いまだ支持され続ける同作の初展覧会「美少女戦士セーラームーン展」の開催が決定した。2016年4月16日(土)より始まる同展に、早くもファンからは「行くに決まってんじゃんよ!」「月に代わってお仕置きされたとしても行く!」といった声が上がっている。

 1992年より、少女マンガ誌『なかよし』で連載開始。TVアニメ化も手伝い、少女マンガの枠を超えたブーム・社会現象を巻き起こした『美少女戦士セーラームーン』。読者層は少女を中心にしつつも、年齢や性別、国籍すらも問わずに人気を博した。

 2012年からは20周年プロジェクトが始まり、単行本完全版の刊行、ミュージカル、女性ファッション誌『ViVi』とコラボレーションした「美少女戦士セーラームーン 月野うさぎ バースデーパーティ in スペシャル ViVi Night」など、マンガの垣根を越え展開してきた。また、2016年春からアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」の第3期「デス・バスターズ編」が始まることも決定しており、話題を集めている。

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 そんな『美少女戦士セーラームーン』初の展覧会「美少女戦士セーラームーン展」。これまでの原画やアニメ資料、人気グッズなどの展示のほか、原作者・武内直子が同展のために描き下ろした原画も展示される。また、会場エントランスを、作中に登場するシンボリックな建物「ムーンキャッスル」に見立てた展示空間にするなど、世界観に浸れる演出が随所に施されるという。

 さらに、会場が六本木ヒルズ展望台・東京シティビューということで、東京の絶景と『美少女戦士セーラームーン』の融合が楽しめるというダイナミックな展開。作品の舞台となっている麻布十番が見下ろせるため、ストーリーとの親和性で、より作品の世界を感じられるだろう。

 「美少女戦士セーラームーン展」の情報をキャッチしたファンは、「マジか!」「やったー!」「嬉しいとしか言いようがない」「わたしの誕生日から開催なんて運命じゃん!」「生きる希望ができたわ」「通いたい」「行きたくない(でも、本当は行きたい)。ごめんね、素直じゃなくて」と歓喜。「一緒に麻布十番の昔館にも行きたい。カレイドスコープに興味を持ったきっかけは、『セーラームーン』だったんだよね」「本当は泣き虫でビビリなのに、一生懸命戦う月野うさぎが大好きでした。行きたい」「小学校低学年のときに、学校で『セーラームーン』のキャラになりすました遊びが流行っていたのを思い出す」と、自身の思い出を語りつつ行きたがるファンも多い。

 しかし、中には「男だから行きにくいな。せめて女友だちがいれば…」「一緒に行ってくれる女の子がいない…」といった男性ファンの声や、「なんでいつも東京なの!?」「巡回お願いします」「たまには田舎民も喜ばせて」など、地方在住の嘆きも…。

 6月まで開催されるため、東京在住以外の人も、GWを利用すれば足を運べる。会場の同フロアのカフェは、期間限定で「セーラームーンコラボカフェ」に変身し、オリジナルメニューやスイーツが登場するようだし、これはもう行くしかない!

「美少女戦士セーラームーン展」
開催期間:2016年4月16日(土)~6月19日(日)※会期中無休
開館時間:10:00~22:00(最終入館は21:30)
開催場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内 スカイギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F
問い合わせ:03-6406-6652(東京シティビュー)
主催:森アーツセンター(東京シティビュー)、講談社、東映アニメーション、読売新聞社
⇒「美少女戦士セーラームーン展」公式サイト


■『美少女戦士セーラームーン 完全版』1巻
著:武内直子
価格:1,500円(+税)
発売日:2013年11月27日
出版社:講談社
⇒「美少女戦士セーラームーン20周年プロジェクト」公式サイト