大変そうだけど、ある意味幸せ? 育児奮闘の漫画ブログに励まされる!

コミックエッセイ

公開日:2016/2/5


『うちのこざんまい 子育てのヤマ場をのりこえる!』(内野こめこ/KADOKAWA)

 お母さんって大変。夜泣き、アレルギー、イヤイヤ期など、世のお母さん達の悩みは尽きる事がありません。そんな逃れられない育児の悩みに寄り添い、気を楽にしてくれ、かついつのまにか一緒に子育てをしているような気分にさせてくれるのが育児漫画です。

 忙しい夫に代わって、ひとり子育てに奮闘せざるを得ない…なんてしんどい思いをするお母さん方も多いと思います。ですが、そんな状況に涙するより、同じような境遇で闘っているママたちを描いた育児漫画を読んで、スッキリ元気を取り戻しましょう!
 
 育児漫画の元祖とも言える『ママはぽよぽよザウルスがお好き』(青沼貴子/メディアファクトリー)をはじめ、『赤ちゃんのドレイ』(大久保ヒロミ/講談社)、『ママはテンパリスト』(東村アキコ/集英社)、『たまご絵日記』(ナナイロペリカン/マイナビ)など、育児に奮闘するお母さんの姿に自分を重ね合わせ、いつの間にか笑って癒され、励まされる…という名作もたくさんありますが、現在では、多くのママが自分の子育て模様をブログにアップし、出版されるようにもなりました。本日発売の『うちのこざんまい 子育てのヤマ場をのりこえる!』(内野こめこ/KADOKAWA)もそのひとつ。

 著者である内野こめこさんが、息子さんの成長日記として描き始めたブログでしたが、そのセキララで一生懸命な子育ての様子に多くのママが共感するようになり、自分の子供の成長と照らし合わせながら読む人、あるいは子の成長を予習するために、またはもう大きくなったわが子を懐かしむように…など、いろんなシチュエーションの方々に支持され書籍化を果たしました。

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 内野さんが身をもって会得された、2歳半までの子育て全模様を紹介した、お役立ち情報も満載の1冊なのですが、なによりの魅力が息子のコウ君の表情や仕草です。

▲ 著者の内野こめこさんと、息子のコウ君

 
 今回は、育児のつらいところ…は横に置いておいて、コウ君のかわいいエピソードをいくつか紹介します。
 



 

▲ 嫌がる姿もまたかわいい。

 

▲ 大人の頭の高さってちょうどいいんでしょうか?

 

▲ よっぽど気に入ったんだね…

 

▲ 子どもは時に残酷です…

 

▲ この笑顔に癒されますね!

 
 育児はうまくいかないことばかり。でも、こうして泣いて笑って、親になっていくんだなあ…という気持ちを体感させてくれる、新しい育児漫画のバイブルとも言える1冊ではないでしょうか。


 

著者ブログ「うちのこざんまい」
著者ツイッター
 

うちのこざんまい 子育てのヤマ場をのりこえる!

うちのこざんまい 子育てのヤマ場をのりこえる!

内野こめこ/KADOKAWA

子育てブログランキングで常に上位をキープする人気ブログが、待望の初書籍化!子どもが生まれたその日から、いきなり母になれるわけもなく、試行錯誤しながら正解のない育児生活を送る日々。 育児には、抜き差しならない「ヤマ場」がたっくさんあって途方にくれるけど、のりこえるたびにようやく「母」になっていくのかな?「まさかの黄疸入院」「アレルギー勃発」「指しゃぶり対策」「おっぱいとの格闘」「年末ぎっくり腰」「イヤイヤ期対策」などなど、新米母にはひやひやしすぎるヤマ場が連続勃発~!大人気ブログ『うちのこざんまい』が待望の初書籍化! ほぼ新作の描き下ろし漫画112Pと、リライトした4コマ104本を収録し、全176Pで送ります。